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ランドセルのメーカー別の安全機能を比較すると安全面を重視するメーカーがはっきりしました

ランドセルを背負っての登下校途中での事故は是非とも避けなければなりません。各ランドセルメーカーはその点をどう対応しているのか調査してみました。

 

それぞれのランドセルの機能を比較してみてください。安全機能の新規追加が紹介され次第充実させていきます。

 

ランドセルの安全機能

 

フィットちゃんランドセルの安全性はかなり優秀

 

安ピカッ

 

 

他のメーカーにはない安ピカッはランドセルの輪郭が自動車のライトに反射するので、60メートル先からドライバーが子供を視認できる他のメーカーにはない安全性です。
参考記事)フィットちゃんの安ピカッランドセル

 

安全ナスカン

安全ナスカンに20sの外力がかかると外れます

 

万が一安全フックに20s以上の負荷がかかると外れるようになっています。
フッカー(安全ナスカン)に荷物をかけるとバランスを崩しやすいので、重いものはかけないとう前提があります。

 

それでも掛けることがあることを想定して、ランドセルの両側にフックがとりつけてあります。左右均等にひっかけて使うことでバランスを崩さない配慮です。

360度から見える反射材

  カブセの鋲も反射材となっています

 

360度どこからでも確認できる反射材が使われています。

 

とっさに手が届く防犯ブザー

 

防犯ブザーはとっさの時に使うので、すぐに手が届く位置に取り付けることと、左右の肩ベルトの両方にフックがあるので、左右の肩ベルトのフックのどちらが、利き手を使いやすうかを考えて取り付けます。

 

肩ベルトの手が届くところに安全ブザーが取り付けられます 防犯ブザーは手の届く位置につける

 

 

小学生の交通事故防止に役立つフィットちゃんの安ピカッランドセル

小学生が日没後の帰宅になる季節と時間

 

夜子供がランドセルを背負って歩くことは普通は無いので、夜間でも目立つランドセルが必要だとは思わないでしょう。

 

でも、冬、太陽が早く沈む時期には、夕方になると下校の道は思いのほか暗くなります。

 

夕方の車が増える時間帯にランドセルを背負って道路を歩くと、危険な目に会う可能性が大きくなります。

 

それだけでなく、学校帰りに塾に行く子供が塾から帰る時には真っ暗になっているでしょう。

 

両親が働いている時には児童館で過ごす子供たちにとっても帰りは暗い夜道になることがあります。

 

小学生の時間帯別の交通事故死者数と負傷者数

共働き世帯が増えると同時に、学童保育に通う小学生も増加してます。学童保育終了後の帰宅時間の平均が18時15分です。

 

低学年の小学生が交通事故に合う時間帯は夕方を中心にその前後が多い

 

下の交通事故の統計を見ても、小学生が交通事故にあう時間帯は16:00から18:00が多いのがわかります。

 

その危険な状況では今までのようなカブセの鋲が光ったり、大マチの横ベルトがライトに反射するよりももっと強力に安全を考えたランドセルが安ピカッなんです。

 

ただ小学生の交通事故で一番多い原因が飛び出しという事実があります。道路を歩く時には飛び出さない事をしっかりと教える事が一番大事なことです。

 

時間帯

小学1〜3年生

諸学4〜6年生

総数

25

10,987

13

9,711

14~16

8

2,557

3

1,755

16~18

9

3,633

3

3,412

18~20

2

1,131

3

1,263

20~22

0

279

0

313

22~24

1

77

1

110

 

 

暗い道を歩く時は反射鋲や反射ベルトでは車からよく見えない。安ピカっランドセルの安全な機能

暗い時間帯や暗い場所で、ランドセルと背負っている子供の姿が、車からはっきりと見えるランドセルは案外少ないのです。

 

子供の安全を考えてフィットちゃんが2016年度特に力を入れるのが安ピカッランドセルです。

 

 

フィットちゃんの安ピカッランドセル

60メートル先から光って見えるのが、フィットちゃん安ピカッタイプです。カブセの輪郭全体が大きく光るので、車のドライバーは60メートル先からしっかりと視認できるので安全です。

 

どの方向からでも、(360℃の方向から見える反射材です。)

 

フィットちゃんのショールームでは、どの程度反射するのか、どんな感じに反射する確認ができるので、近くにフィットちゃんのショールームがある方は、携帯のフラッシュ機能で撮影してみて下さい。

 

実際に撮影してみた画像です。

 

安ピカッランドセルはカブセ全体のフチにライトが当たらないと普通に光らない状態

 

    ↓フラッシュで撮影すると

 

安ピカッランドセルはカブセ全体のフチにライトが当たるとフチ全体が光る 

 

 

 

セイバン天使のはねの安全機能ってどれほどのもの?

全て兵庫県のたつの市の工場で制作された日本製だから安心。

 

安全性試験

安全性に関する様々な試験を行っています。

  • 安全ナスカンなど樹脂パーツの強制劣化・耐久試験を実施:樹脂パーツの亀裂破損なし
  • 外部加圧試験:106kgまで耐える
  • ランドセルの6年分の劣化試験:ランドセルの亀裂破損なし
  • 有害な重金属を制限:基準値を超えていない
  • 反射材の反射能力の試験:既定値をクリア
安全ナスカン(フッカー)

天使のはねのカブセの安全ナスカンは12sの外力で外れる

 

セイバン安全フッカー(ナスカン) 

 

セイバンのランでセルは引きずられ事故や転倒を予防するために、ナスカンを斜め45度方向に12kgの荷重で安全ナスカンが外れます

 

反射材

天使のはねのセイバンはドライバーにランドセルを背負っている事を知らせる反射材が四方から確認できる。
 
100メートル離れたドライバーから見えるので、十分にブレーキをかけて止まる余裕があります。
 
 
 
100メートル手前から車から見える

 

 

ピカッと光って前後左右から見えるのでドライバーもすぐに発見できる  

抗菌仕様

抗菌仕様の錠前でウイスルの繁殖を防ぎます。

 

抗菌仕様の錠前 

 

 

有害金属チェック・金属アレルギー対策

⇒ アレルギーの子供は少なくありません。ランドセルには金属が使われているので、金属アレルギーのある子供に使えます。 
樹脂パーツ(背カン)の強制劣化・耐久試験

 

人体に有害な重金属(重金属8種類)が基準値を超えていないかを調べて問題のない事が確認されています。

 

 

工房系の山本ランドセルの安全機能は標準以上?

 

安全ナスカン

 

 

安全ナスカン(フッカー)は接合部にシリコンを使用したオリジナル・ナスカン。
2015年度から約15〜18kg程度の負荷がかかると外れる安全設計に切り替えています。

 

荷物は安全ナスカンにかけるのでなく、幅広の11.5センチのメインポケットに入るように考えてあります。2016年度からはA4フラットファイル対応となったので、更に容量が大きくなりました。

 

ララちゃんランドセルの安全機能はどう?

 

安全フッカー(ナスカン)

 

安全性 

 

安全フッカー安全フッカーと名付けているナスカンは30〜50sの力が加われば壊れて外れるようになっています。ランドセルのフッカーにかけた荷物が、何かに巻き込まれてしまった時やエレベーターの扉に挟まれたような時に壊れて外れ、大きなトラブルになるのを未然に防ぐ仕組みになっています。

 

ただ、他のメーカーが外れたらその場で取り付けられる仕組みになっているところ、壊れるようになっている理由は不明です。

 

フッカーが外れてしまったら、保証期間であればフリーダイヤルで連絡をすれば、無料で送ってくれるので簡単に取り付けができます。

 

また、肩ベルトにはダブルマルチフッカーというものがあり、防犯ブザーなどが下げられるフックが装備されて安全が配慮されています。

 

安全フッカーは外力で外れる    ララちゃんのダブルマルチフッカー

 

   安全フッカー              ダブルマルチフッカー

 

 

 

参考)ランドセル選びと防犯について

 

 

 

 

 

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