鞄工房山本のランドセルを店で背負うと肩ベルトが痛いといいました。
先日娘と一緒に鞄工房山本のランドセルを見に行きました。その時、ランドセルを背負ったんです。
ところが、娘が鞄工房山本さんのランドセルを背負うと直ぐに肩ベルトの内側が痛い(タンクトップ着てました。)と言いました。、
聞きたいのはしばらく背負ってると馴染んで痛くなくなるものなのかどうかということです。
店員さんは「初めは固いので…」ということをおっしゃってました。でも娘の体型に合っていないというおそれもあります。
実際に使用されている方どうでしょうか。 背カンが左右に動くタイプであることと関係あるかどうかわかりませんが、娘が背負ったまましばらくすると「痛くなくなった」とか「やっぱりあたるな〜」と言います。
オオバランドセルみたいに固定タイプの背カンの方がいいのでしょうか? ちなみに牛革かコードバンでシンプルなもの、工房系で考えています。
鞄工房山本のランドセルの肩ベルトは最初から弯曲(カーブ)して立ち上がっているタイプではありません。
少し時間をかけて肩に馴染ませるタイプの肩ベルトです。
そのため、最初に背負った時には、ピンとまっすぐだった肩ベルトですから、娘さんの肩に馴染んではいません。
素肌にそういう肩ベルトが当たれば「痛い」というのは普通の事だと思います。
多くの子供たちが、鞄工房山本の肩ベルトが肩に馴染んで快適に使っているので、全く問題はないので安心してください。
背カンは固定よりも左右に開く方が良い
背カンの問題ではないと思いますよ。肩ベルトがまだ肩に馴染んでいないためです。
良い肩ベルト(丈夫なという意味です)は、最初は固いのです。少し揉みしだいて柔らかくするという方法もあります。
肩ベルトが最初からピタッと優しくフィットしているのは良いことなんですが、中には柔らかすぎてピタッとしているものもあります。
そういった柔かな肩ベルトは、比較的早く切断する可能性があります。
そして背カンは色々なタイプがありますが、6年間でかなり成長する事を考えると、左右に開いた方が着脱が楽です。
そうでないと、着脱が窮屈ですし、肩ベルトが破損する原因にもなります。
幸い大峡鞄のランドセルは非常に手間暇かけてレベル高い製造技術があるため、肩ベルトの破損はありませんから固定型が悪いわけではありません。
背カンの構造がシンプルなので破損はないでしょうが、左右に開くタイプの背カンも破損が多いわけではありません。
実際に起こっている数少ない破損は「背カン」が比較的多いということはいえます。それも肩ベルトが立ち上がっている背カンですね。
鞄工房山本の背カンは左右に開いても立ち上がっていないので、もっと破損しにくい背カンです。
普通は固定背かんで肩ベルトが左右に開かないと、肩ベルトそのものにストレスがかかり続け、肩ベルト損傷という事もあり得ます。