フィットちゃん背カンを使った工房系ランドセルはある?
赤色のランドセルで刺繍や飾りが無いものがいいと言うのが娘の希望です。私としては、工房系のランドセルが第一希望です。
工房系ランドセルを背負った結果
池田屋、生田、黒川など工房系のランドセルを背負わせてみましたところ次のようになりました。(*なおこれは私の娘の結果ですので、他の子供さんでは全く違う結果になることはあって当然です。我が子に限っての話となります。)
池田屋、生田 ⇒ ランドセルの背当て上部と背中の間に隙間が出て、ランドセルが腰のあたりに接してしまい。身体が後ろに引かれる格好になるのでフィットせず除外しました。
黒川鞄工房 ⇒ 肩ベルトは肩から体に沿って包み込むような感じがありましたが、脇腹にベルトの金具が当たって痛いようだったので除外。
人工皮革ランドセルを背負った結果
フィットちゃん ⇒ 肩に沿ったベルトで背中もピッタリしていました。息子の時と比べて体感重量が軽くなったようですね。
天使のはね ⇒ 背負うと苦しいそうです。
さてここからが質問です。フィットちゃんが一番ぴったりしていたのは、おそらくフィットちゃん背カンが娘に合っていたからだろうと思います。
フィットちゃん背カンを使っている工房系(自然皮革)のランドセルがあれば教えてもらえますか。あればおそらく体感重量も軽いランドセルだろうと思います。
フィットちゃん背カンだけでフィットするのではない
結論から言いますと、フィットちゃんランドセルがピッタリしたのは「フィットちゃん背カン」の効果だけでは無いだろうということです。
フィットちゃん背カンを使った工房系ランドセルが果たしてその条件を満たしているかは背負ってみないとわからないです。
でもランドセル選びは一生に一度の事。高額でもあるので、しっかりとこだわりたいものですね。
自分の判断が正しいかどうか不確かながらも、一応は自分の判断で色々と探さないと後で後悔するかもしれません。
フィットちゃんン背カンだから背中にピッタリしていたのだろうとの推測についてですが、おっしゃる通り確かに背カンはフィットさせるのに重要です。
しかし、背カンおよび背カンにつながる肩ベルトの形状や柔らかさ、取り付け位置、立ち上がり角度など重要なことは沢山あります。
お子さんはこれらがぴったりしていたのでしょうね。ただ、フィットちゃん背カンだけでフィットしていたわけではないかもしれません。その見極めは背負ってみないとわからないのです。
それにフィットちゃん背カンを使っていても、ハシモト=ラ・ポンテのフィットちゃんではないので、背カン以外ハシモトのフィットちゃんと共通している所は無いと考えた方が良いのです。
もう一度確認してもらいたいのですが、池田屋や生田は肩ベルトの長さを調整されたでしょうか。肩ベルトが少し長いだけで仰るような隙間があき、後ろに引っ張られます。それに重要なのはフィットちゃん背カンだけでなく、ランドセルの重力が真下に降りることも重要です。それは背カンとはまた別の条件です。
左右非連動型の背カンは他にもあります
フィットちゃん背カンは左右が非連動(別々に動く)の背カンですから、左右非連動はまだ幾つかあります。ウイング背カンなどが代表です。萬勇鞄やモギカバンなどはウイング背カンです。
また肩ベルトが初めから立ち上がらず、2〜3か月かけて肩に馴染ませて弯曲を作る考え方のララちゃんランドセルや鞄工房山本もあるので、確認してはどうでしょうか。
ララちゃんランドセルの「あい」はシンプルな赤色もありますし、シンプルサゆえの美しさもありますよ。