学習成長を妨げず体に合った子供の健康に配慮した学習机と椅子の選び方
成長期の子供の学習机と椅子の条件
学習机選択の条件は3つあります。
- 成長期の体の発達に合った机と椅子
- 学習机の塗装が無公害である。
- 椅子の高さを決めてから机の高さを決める(この順番が重要)。
成長期の学習机と椅子の関係
机と椅子が成長期の体の発達に合わないと、脊柱や骨盤の歪みから側弯が起きたり、猫背の原因になります。
まず机と椅子の寸法の関係について述べます。
良い姿勢で学習するには、机の高さが非常に重要です。机の高さを決めるにはまず椅子の高さを決めてからになります。その理由は、足裏全体が床に接地しないと良い姿勢がとれないからです。
子供にぴったりした椅子の高さを決めてから次に机の高さは決めるという順番が大事です。
大人の場合、
机の高さ(B)−椅子の座面の高さ(A)=25〜28センチの関係があります。
最初に決めるのは椅子の座面の高さです。
椅子の高さは案外疎かにされています。身長165センチの場合、日本人のように多少短足だと(笑)、普通にある座面の高さが45センチの椅子では、実は高すぎて良い姿勢が取れません。画像のような事務椅子で腰部の支えがないものは長時間安定した姿勢を取る事ができません。
椅子の座面の高さの決め方
- まず椅子の奥に座わります。
- その時、上の画像のように、太腿の裏が圧迫されていないことが大事です。
- 具体的には、指1本を太ももの裏に入れた時あまり抵抗なく入る程度に座面の高さを調整してください。
- そのためには、座面の高さが調整できる椅子を選んでください。(画像は椅子の座面が高い時、足元に足置きの台を置いています)
座面が高いと滑り座りになってしまうので注意
座面が高くてひざ裏が圧迫を受けると、自然にお尻を前にずらし、滑り座り(いわゆるズッコケ座り)という悪い姿勢になるので要注意です。
上の図のように、足元に踏み台を置いても良いのですが、椅子の高さを調整する方が望ましいです。
椅子の座面の高さ決め方の例
椅子の座面の高さ(床から座面までの高さ)の決め方は次を参考にしてください。
@椅子に深く腰掛けたときに座面前端にある腿の裏と座面の間に指の太さ一本分の隙間がある程度が望ましいです。
A膝の高さから1センチを引いたもの。
B身長の4分の1
C身長×0.25ー1
大人なら座面の高さが40センチ前後になります。
子供の場合には6年間でかなり成長するので、高さ調節のできる椅子、腰部脊柱の形に沿って支えてくれる(ルンバ―サポート)がある椅子が望ましいです。
@椅子に深く腰掛けたときに座面前端にある腿の裏と座面の間に指の太さ一本分の隙間がある程度が望ましいです。
A膝の高さから1センチを引いたもの。
B身長の4分の1
C身長×0.25ー1
大人なら座面の高さが40センチ前後になります。
子供の場合には6年間でかなり成長するので、高さ調節のできる椅子、腰部脊柱の形に沿って支えてくれる(ルンバ―サポート)がある椅子が望ましいです。
椅子の座面の次に机の高さを決める
身長165センチの私の机の高さは68センチです。普通に売っている学習机やテーブルは高い。いつもそう思っています。
椅子の座面の高さが決まると、その椅子に深く座って、体の横で手のひらを下にして肘を直角に曲げます。そのとき床から手のひらの高さまでが机の高さになります。
大人の場合、机の高さと椅子の座面の高さの差は25〜28センチ前後が最適になります。
思うよりも低めなので驚くかもしれません。普通は知らないうちに高い机を使っている事が多いです。普通のテーブルは70センチの高さがありますが、これでは大人でも高いのです。因みに私の机の高さは65センチです。
机の高さを決めるのに色々な計算式がありますが、殆どが大人用の計算式ですから子供には当てはまりません。原理は簡単ですから計算式は要りませんよ。
座りやすい椅子の高さを決めてから机の高さを決める。これだけですから、メジャーさえあれば手間はかかりません。簡単に計れます。その後は成長に合わせて、椅子の座面高と机の高さを調整します。
子供の発達や健康に良いアーユルチェアが注目されています
アーユルチェアー 良い姿勢を保てると「集中力が高まり学習効果も上がる」ので、小学校など多くの学校で採用されています。 |
昔は正座でただしい「坐骨座り」ができていた日本人が、椅子の普及とともに、特に子供たちの姿勢が崩れ猫背や側弯が多くなっています。 腰椎が自然のカーブを描いたままの良い姿勢が継続できます。 ☆お尻ではなく腰を立てて坐骨ですわるというコンセプトの椅子です。 ☆子供に集中力がないのは、姿勢が悪いままで椅子にすわっているからです。正しい姿勢で座ることで脳の働きが活発化し副交感神経が活性化されるので、落ち着いた学習ができるようになります。 そういうコンセプトで創られたアーユールチェアは 1週間無料レンタルできるので、使いやすいかどうかをチェックできます。 enter"> 「坐骨で座る」アーユルチェアー」を港区立 東町小学校で、3年生から6年生に26台を導入しています。 とても姿勢が良くなり、集中力も増したとの評価をうけています。 正しい姿勢をつくるアーユールチェアーを無料レンタルして、その実際を体験してみましょう。 |
お試しモニターから購入した人の感想 |
正直最初の1週間は少しお尻が痛くなることもあったのですが、2週目からは自然に体が座る時の姿勢と腹背筋の使い方が整いとても楽に座れるようになりました。 長年積み重ねてきた不自然な歪みが最初の1週間で相当矯正されたのだと思います。 |
購入されなかった方の感想 |
子供の姿勢は確かにとても良くなりました。 ただ、椅子の座面が回るのが気になったので、回転しないスツールタイプを試せばよかったです。 |
子供の健康に良い学習机
化学薬品が使われている学習机からはホルムアルデヒドなどが揮発しています。それを常に吸収していると、アレルギーなどの健康被害を受ける可能性があります。今子供たちにアレルギーが増えているので何とか予防しなくてはいけません。
学習机は「天然の材料」で成長に合わせて高さ調節ができる学習机が望ましいです。天板の広い学習机を購入すれば、中・高生になったときに大きな机に買い換える必要もなく、大人になっても使える机の方が合理的ですね。
まるい家具 ヒノキ学習机 パネルデスク M型 100×60cm 高さ調節脚
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天然ヒノキを使った学習机は健康にも良い天然材料なので、成長期の子供に望ましい学習環境を造ります。 ヒノキ学習机 パネルデスク M型の特徴
両サイドがパネルタイプの脚と裏の板で三方を囲んだ心地よい空間を造ります。無垢の木に環境に優しいオイルで塗装しているので、安心して木のぬくもりを感じながら、学習に集中できます。 このM型は色々な本棚やデスクワゴンと組み合わせやすいので、学習だけでなくパソコンでの作業もやりやすい机です。 ヒノキ学習机 パネルデスク M型 |
まるい家具 ヒノキ学習机コモ・LM型 |
高さを変えられるおとなになってもずっと使える天然木学習机。 ヒノキ学習机 コモデスク LM型の特徴
ヒノキ学習机 パネルデスク M型 |
まるい家具 ひのき学習机シンプルデスクLM型 |
脚の長さの調整(天板の高さの調整)はできない学習机。 床から天板まで700mmは小学生には少し高いかも知れない。 シンプルデスク・LM型の特徴
シンプルデスク・LM型 |