土屋鞄のランドセルの特徴と評判 | 量産本革ランドセルの主役
土屋鞄のランドセルはホームページが独特で美しく作ってあってランドセルが魅力的な見せ方が印象的です。
子供らしいランドセルというよりも、大人の製品の革工芸製品の延長としてランドセルを製作されている印象を持ちました。
ホームページの中にも「大人っぽく洗練された佇まいを大切にしています」とあるので、妥協をせずにランドセルを作る職人魂を感じました。
皮革工芸の職人がランドセルを作るとこのようになるといった、工芸家が追及した工芸品としてのランドセルといった印象が強いです。
もちろんランドセルとしても優れています。他のメーカーと違うのはA4クリアファイルサイズのみを作っているところですね。
ホームページにはA4フラットファイルが入らないことが明記してあるので、注意深いお母さん方はそのことに気づくでしょう。
*2019年度からようやくA4フラットファイル対応ランドセルを始めました。
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素材 |
A4ファイル対応
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重さ |
肩ベルト |
背カン
土屋鞄の軽井沢以外のランドセルでは立ち上がりウイング背カンは採用してないので、ランドセルが後ろにずれて背負いづらいかも。
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ナスカン |
6年間修理保証 |
価格 |
土屋鞄のランドセルのメリット(優れた点)
やっとですがA4フラットファイル対応を開始
他のメーカーが続々とA4フラットファイル対応に切り替える中、2年ほど遅れての切り替えになりますが、2019年度からA4フラットファイル対応を開始しました。
立ち上がり肩ベルトに変更
これまでの立ち上がらない肩ベルトからアップ式背カンに変更して背負いやすくなった。
美しい芸術品のようなランドセル
まさに大人好み、玄人好みの作品です。子供が気に入るかどうかの視点は無いですが、れば大切に扱うことでしょう。
土屋鞄のランドセルのデメリット(少し惜しい点)
子供中心という姿勢が感じられない
A4フラットファイル対応や立ち上がり肩ベルトへに変更しないの?とずっと思ってました。A4フラットファイルは斜めにすれば入るとか公式サイトに載せてましたネ。それでも売れるんですから変更しませんよね。金型の変更にかなりの費用がかかるし手間ですからね。
某メーカーのような子供目線の取り組みはなさすぎたし、これからも期待できるかは未知数です。老舗でもない土屋鞄が工房系最大手へ上り詰めたのは、ただただ戦略が上手かったから。美しいランドセル=背負いやすいランドセルではありません。
でもね、消費者もバカではありませんでした。2018年度A4クリアファイル対応にノーを突きつけたのでかなりの売れ残りが出ました。あくまで個人的妄想ですが、2019年度にA4フラットファイル対応に変更したのは、そうした事情があったのではないかな。
高額過ぎる
ひたすら高額。使いやすくもなったのでお金に余裕のある方はどうぞ。
店舗が限定される
日本全国の多くの店舗で販売されておらず、生産数が限られるので実物を見れず迷っている間に売り切れてしまいます。
全国各地をまわるランドセルの出張店舗があるので、予定をチェックして是非現物に触れましょう。
余り良い口コミが無い
次の口コミは数年前のものですから、今はかなり違うかも。
土屋鞄の口コミ
正直口コミはあまりあてになりません。その理由は「その工房のランドセルを選びたくて選んだ」方の意見であり、6年間使用しての結果の意見でもありません。なので口コミ気にするよりやはり選ぶ基準を持った上で気にいったランドセルを購入されるのが一番。それを心得て口コミ・評価を読んでみて下さい。
息子も成長してランドセルを背負う時にもたもたしてたので、肩ひもの長さを8個ある内の5番目の孔にしました。丁寧に扱っていないのですが、形も変わらず傷も目立ちません。
僕のランドセルは潰れていなんだよと自慢する息子はもう5年生になります。
品格ある佇まいを目指してというのが50年の熟練した職人さんのモットーとしているそうです。毎年完売しているので売り切れないうちに購入された方がいいですよ。
まだ、土屋鞄があまり知られていない頃、娘のランドセルを購入しました。その時は質の良さを実感したので、息子の時も土屋鞄さんでランドセルを購入しようと考えてました。
息子のランドセルを今年も注文しましたが、以前とは何となく雰囲気が違っていました。何処がどう変わったのかは上手くいえませんが前とは何か違っている気がした。
実際、待ちに待ってやっと届いたランドセルは、底板がフニャフニャでした。素人の私が見ても、不自然だったので確認の為返品。点検ミスでした。楽しみに待っていたランドセルだったので最終的には期待通りの』ランドセルが届いてホットしました。
今小2の上の子は土屋のクラリーノで、大変満足しております。土屋鞄のクラリーノFは軽くて丈夫で使い勝手が良い事で評判だそうです。
下の子も土屋にする予定でしたが、土屋には無い色を欲しがっているため、別の工房の展示会に行ってきました。
土屋鞄さんは工房系で昔ながらの伝統的技を駆使して、鞄の細部まで作っているので技術的に非常にレベルが高いですね。
一方中村鞄さんも非常に優れた職人さんがいらして評価が高いです。どちらを選ぶかとなると、好みの問題でしょうか。
ああ、それと小学校で使うA4フラットファイルは、学校によってはスリムサイズを使うのでA4クリアファイル対応のランドセルにも入るそうですよ。そういう場合は余りA4のサイズにこだわらなくても良いかもしれませんね。
土屋鞄さんのクラリーノFは軽くて丈夫で使い勝手の良さが評判になっているぐらいです。牛革のような自然皮革にこだわらないなら、クラリーノもいいんじゃないでしょうか。