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オオバランドセルの特徴と背負う機能の唯一の欠点とは

オオバランドセルは伸縮性に富んだ高級な革を使っているので、背負っている子供の体にぴったりと馴染んで、後ろからそっと抱きしめられている背負心地です。

 

オオバランドセルの唯一のそして見逃せない欠点

 

完売の早い高品質のランドセルですが、唯一の欠点は「固定背カン」であること。固定背カンは左右に拡がらないので体格が大きくなるにつれ背負いにくくなるでしょう。背負い心地は良くても、背負うまでが大変になると予想できます。

 

この点についてはホームページでも触れられていませんし、なぜか背カンが見えない画像ばかりです。高学年の子供の口コミもないので詳細は不明です。

 

高品質なのは間違いありません。背負い心地に関しては子供によって違うのはどのランドセルでも同じです。
しかし、立ち上がり肩ベルトではなく、背カンも開かないという意味でもほかのランドセルとは一線を画します。

 

項目

快適な背負い心地のための設計のポイント

かぶせ

 

ベルトの付け根と一体化されて丈夫にできています(特許取得)。長いカブセが特徴です。

 

 

 

 

大マチの補強

 

はがねと樹脂で補強しているので、6年間型崩れしません。

 

 

 

 

A4対応

 

2020年度現在、15種類のランドセル(クラリーノから牛革、コードバンまで)全てa4フラットファイル対応ランドセルです。

 

内寸:横幅235×奥行(大マチ)×高さ310mm

 

カブセ側が背中側よりも幅が狭い学習院型なので、コンパクトに見えるのが良いところです。

 

大峡ランドセルのサイズ

 

(2016年現在、A4クリアファイル対応とA4フラットファイル対応の2種類のサイズのランドセルを製作しています。今でも教科書サイズの大半はA5やB5です。しかし中にはA4サイズの副教材もあるため、収納サイズに余裕を持たせた設計をするようになりました。
 
余裕でA4クリアファイルが入るだけでなく、奥行きが120oあるので、体操服なども入るような余裕があります。A4クリアファイルサイズ10種類、A4フラットファイルサイズ6種類のサイズとなっています。)

 

背板(背当て)

 

ウレタンフォームで4層の構造で背当てを作っているので、背中がとても楽です。

 

 

 

 

背中の荷重分散

 

体にフィットするように3方の凸凹が柔らかく背中に当たります。

 

 

 

肩ベルト

 
ベルトよりも一回り大きなゴムクッションが肩に柔らかく接しているので、とても快適です。(実用新案)アールも持たせてあるので、より優しく柔かな心地です。

 

しかし、オオバランドセルは固定背カン。左右に動いて拡がらないので背負ったりおろしたりするのが徐々に窮屈になります。

 

殆どのランドセルメーカーが左右に動く背カンなのに、なぜいつまでも固定背カンなの?伝統を変更するのは難しいし、ネームバリューで売れるためでしょう。

 

背カンが拡がらないと背中に背当てが密着しにくい場合も起こります。それでも購入したい方は良く合わせてからにしましょう。

 

三越などオオバランドセルの百貨店モデルにはフィットちゃん背カンを使用して背負いやすくて、体にフィットしやすいものがあるので、おすすめです。

 

 

オオバランドセルのメリット(優れた点)

手作りの良さを実感できる

重要な部分は機械によるミシン縫いとは違って、「目打ち」と「菱きり」で手縫いをしています。工房系のランドセルは仕上げは手縫いが特徴ですが、オオバランドセルの技術は高いものです。

 

 

体にフィットする独特の傾き

ランドセルが腰に対して斜めに接しています。この傾きが背中全体にフィットするポイントです。この傾きは「カバンのフジタ」のランドセルにも見られますが、他には余り見かけません。

 

超一級の素材を使う

使うほどに味わいの出る自然皮革を厳選して使用しています。素材の善し悪しは素人には分からないので、良い素材を選びたい方はオオバランドセルで実現できます。

 

シンプルなデザイン

あえてシンプルなデザインで、素材の良さを活かすランドセル作りをしています。シンプルで美しいランドセルです。

 

オオバランドセルのデメリット(少し惜しい点)

固定背カンを使用

左右に拡がる背カンが一般的な中、伝統的に固定背カンが使われています。

 

30センチも身長が伸びるといわれる6年間、肩幅や胸周りも大きくなるのに、左右に拡がらない固定背カンの背負い心地はどうでしょうか!?

 

 

オオバランドセルの総コードバン・プレミアム

オオバランドセルは既に売り切れているランドセルが出ているぐらい人気があります。ここではまだ売り切れていないコードバンのランドセルを紹介します。

 

ランドセル名

 

総コードバン・プレミアム

 

素材

 

コードバン

☆馬の尻の革で牛革に比べて緻密な組織なので弾力に富んでいるし、強度は牛革の3~5倍あります。折りしわはできにくいのがコードバンです。

 

北フランスや良質の革で有名なポーランドで飼われてる馬の革をタンニンなめししています。
表面はウレタン加工がしてあるので、雨や傷や汚れにも強い。

 

メインポケットのサイズ

 

高さ310×幅222×マチ幅120o

A4クリアファイル対応。

重量

 

1,280g 前後

総コードバンの割に軽い。

価格

 

140,400円(税込)

 

最高品質のコードバンが使ってあります。カブセだけでなく、マチにもコードバンが使ってあります。とにかく品質は保証付きでこれ以上のものはできないというほどのコードバンランドセルに仕上がっています。

 

 

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皇室御用達のランドセルとして人気のオオバランドセルを紹介します。200もの工程を手作りで制作している工房系ランドセルです。10年以上も使えるほどの耐久性があるランドセルを職人の技術で作り上げています。特に背負った時に独特の傾きがあるのはオオバランドセルだけの理論です。