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親の不注意で小学校に通う前に水難事故で死ぬ不幸な事故が毎年起こる

暑い夏になると毎日のように海や川での子供の死亡のニュースが流れますね。昨日は子供を助けようとして両親がおぼれ死んで子供だけ助かったという悲惨な事故がおきてしまいました。

 

海や川で水に入って遊ぶという経験は小学校入学前では殆どありませんし、あったとしても水のトラブルに対処する能力もありません。

 

そのため大人がきちんと子供たちの安全を管理する意識がないと非常に危険です。ランドセルを背負って小学校に通う前に水難事故で死なせてしまうような事は絶対に避けるべきです。

 

7月20日山口県で起こった事故です。水遊びをしていた小学校1年の男児が海に沈んでいた状態で発見され直に死亡が確認された。

 

熊本では7月27日午後1時頃。川遊びをしていた娘(5歳)が空気で膨らませたビニールのボートから川に転落。両親が助けようとして流され死亡。娘は近くにいた人達に助けられ無事だった。

 

こういう事故を見聞きするにつけいつも思うのは「大人の危機管理意識の甘さ」。大人が川や海の怖さを理解していない、経験が無い親が段々と多くなっているのではないでしょうか。

 

夏になったら家族サービスで海水浴や川遊びに連れて行くのは定番のようなリクリエーションですが、遊びに伴うリスクまでは深く考えていないとしか思えません。

 

海も川も天候によって大きく変化しますし、水の底がどうなっているのか知らないで遊ばせるのは危険すぎます。引き波や海流の速さは大人でも逆らえない程ですし、急に深くなっていればそこで溺れてしまいます。

 

 

もし、子供が溺れたらどうする?もし子供の姿が見えなくなったらどうする?そういったシミュレーションをするだけで、目を離したとしても溺れないように両腕に小さく丸い浮き輪を付けておくなどの対策は思いつくでしょう。

 

少し離れているだけでも流されると追いつけません。まさか海や川の中を走る事はできないんですから、流れの方が速く追いつけません。

 

家族での水遊び以外でも起こっている水難死亡事故

 

☆小1男児河川敷で散歩の途中に川に転落して死亡。(泳いでいなくても川に落ちて溺れるということがあります。助ける場合慌てて飛び込んで助けようとすると、助ける方も溺れる危険が大きいです。)

 

 

☆川で増水した用水路で遊んでいた用水路に流されて死亡。(家族で水遊びに行ったわけではないので予防が難しい事例です。子供によくよく言い聞かせるぐらいしかないのが現実でしょう)

 

 

☆大雨洪水注意報が出ている中増水した川に流されて小学校1年生が死亡。これは保護者が外出中の事故ですから親も何ともできない事故ですが、あとあとまで後悔が残るでしょう)

 

引用) https://www.secom.co.jp/kodomo/  セコムの子供の安全ブログから引用させていただいています。もらっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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