かるすぽランドセルのフラットキューブは大容量でも一回り小さい
かるすぽランドセルの歴史。2011年にかるすぽフラットキューブランドセルとして発売。今では当たり前ですが、2011年の当時いち早くランドセルをA4フラットファイル対応のランドセルに統一させたことはかなりの衝撃でした。
「そんなに大きなランドセルが本当に必要なの?」。その当時はそんなにも大きいランドセルは必要ないと考えていたので、店頭に行き販売員さんの考えを聞き、疑問をぶつけました。
キューブ型ランドセルって何?という方は次の記事で確認してください
参考)スクエア型(キューブ型)は内容量が大きいのでおすすめ?
ところがその後2016年度にはほとんどのランドセルメーカーがA4フラットファイル対応ランドセルを中心に据えてきました。かるすぽランドセルには先見の明があったというべきでしょう。
2017年度はさらに進化を遂げ、980gという最軽量と125oという奥行の大容量。これは衝撃的といえます。980gでも丈夫さを犠牲にしない事が成り立つとは思っていませんでした。
125oの奥行と中マチ50oの奥行でできる大容量にはもう何でも入りそうです。子供は両手があくので安全性がグッと高まったといえますね。
またそれぞれのランドセルには個人賠償責任補償最高1億円’(1年間)のプレゼント保険がついていますし、交通事故、けがによる入院保障が1日につき1,000円ついているのも少しだけありがたいな。
フラットキューブは2つの進化を遂げました
1.更に強くなりました。
大マチの芯材に新しく補強材として「エフセル」Jを使っています。大マチの上部には今までよりも強度のあるポリプロピレンに変更。大マチと前側のつなぎ目を一繋ぎのパーツで補強してあり、前ポケットの方からの力に対して強度を更に高めてあります。
2.更に心地よくなりました。
背当て部分の通気性を一段と高めました。新しい素材は「クラリーノ・ベロニカ」「スーパーブレスター」。夏はとても背中ば蒸れやすいのですが、心地よい爽やかな背負い心地が通学を快適にしてくれるでしょう。
2019年度のカルスポランドセルの種類
- みらいポケット
- はなまるランドセル24
かるすぽランドセルに共通した4つの特徴
1.日本製
日本の熟練した職人が200〜500の部品を組み合わせ丁寧に仕上げています。仕上がりの美しさは職人の技術のたまものといえるでしょう。
2.A4フラットファイル対応
授業で使うA4サイズのプリントを閉じるのはA4フラットファイルです。A4フラットファイルは幅が約230oあるため、A4クリアファイル(幅約220o)対応のランドセルに入れると撓んだり折れ曲がったりします。かるすぽフラットキューブランドセルの内寸の横幅は235oあるため余裕で入ります。内寸は横幅235o×奥行120o×高さ310o(背板側)・315o(最高部)
3.しわけジョーズ付
教科書がまだ少ない低学年時には中身が少なくてガタつく恐れがあるので、ガタつきを抑えたシステムが整っています。
4.6年間保証
6年間の保証はどこのランドセルメーカーでも普通にありますし、万が一不具合が生じた時には、無償で代替ランドセルを貸してくれるのも今では普通なので、もしそうでないランドセルがあれば首をひねりますね。
かるすぽランドセルの種類2019年度
最近は人気ランドセルのデザインは比較的ひかえめなタイプになっています。2017年度は殆どのメーカーがカラーやデザインを落ち着いた感じに仕上げてくるのではないでしょうか。
ランドセルの種類 |
ランドセルの特徴 |
みらいポケット
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はなまるランドセル24 |
本体価格は3万円台のランドセル。
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大容量シリーズ |
知的で上質なデザイン。かぶせの鋲やポケットにかっこ良いエンブレムがあしらってあります。 |
3STYLEランドセル |
一つのランドセルが「背負う」「たすき掛けにする」「手に持つ」の3つのスタイルで、取り外しが可能なショルダーベルトでスタイルを変更できます。 |
イオンセイバン
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セイバンに委託生産させている「イオンセイバン」。
セイバン天使のはねの特徴である伝統的な英国調のデザイン。 |
イオンディズニー
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イオンフィット |
フィットちゃんランドセルに委託生産しているランドセルです。 |
プレミアムコードバン |
カブセには最高級素材のコードバン。 |
フラットキューブ プレミアム牛革 |
カブセや本体、背あてに牛革を使用。天然皮革の持つ質感は素晴らしく、その風合いは使うほどに変わります。 |
イオンのカルスポランドセルに否定的な意見をどう考える?
まず、最初にお伝えしますが、かるすぽランドセルはイオンがOEMで製造させているランドセルです。
イオンそのものが工場を持っているのでなく、企画はイオン、製造は日本のランドセルメーカーです。
だから実際に製造しているメーカーの技術レベルが反映されますよね。どこが製造しているかはここには書けませんが、日本でもかなり技術レベルの高いランドセルを作っているメーカーで、文部大臣賞2回をはじめ、色々な受賞歴のある確かなメーカーです。
日本を代表するような百貨店のランドセルも製造しています。
かるすぽという名前が示す通り、軽いんですが、軽くて丈夫という矛盾しがちな「軽い」「丈夫」の2つを可能にしてるんですから、技術的な問題はありません。
ダサいかどうかは好みの問題なので、何とも言えませんが、シンプルな方が飽きが来ないというメリットがありますよね。
入学して使っていくうちに、シンプルな方で良かったと思えたり、ランドセルのことなんて何も考えなくなるのが普通です。
品物はしっかりしているのですから、軽いというメリットのある「かるすぽランドセル」を子供が選ぶかどうかだけです。