セイバンの天使のはねの生まれたいきさつ | 立ち上がり肩ベルトの開発
天使のはねは2003年に誕生。ランドセルの肩ベルトを立ち上がらせるために彎曲をつけると「体感重量」も軽くするという発想で「天使のはね」を作ったそうです。
その時点でフィットちゃんの「フィットちゃん背カン」ができていたかどうか詳細は把握していませんが、フィットちゃんの肩ベルトが「背カン」で肩ベルトに彎曲をつけて立ち上がらせるのと違い、樹脂で作った「天使のはね」は何度も試行錯誤を重ねてようやく今の樹脂に落ち着いています。
天使のはねと他のランドセルの肩ベルトの立ち上がりを比較する
天使のはね |
フィットちゃん |
フィットちゃんと比べるとわかりますが、樹脂でできた「天使のはね」で肩ベルトは綺麗な彎曲を描いています。
どちらの肩ベルトが肩にフィットして体感重量が軽いかかどうかは、これだけでは判断はできないのですが2000年から3年間かけて考えだしたメカニズムです。 |
天使のはねと比較すると、肩ベルトは彎曲というよりも初めは背カンで立ち上がっているが、すぐに下にたれているという感じです。
だから肩にフィットしないというのでなく、むしろ肩の自然のラインに沿いやすいかも知れません。それぞれの子供よってかなり違ってくるポイントでしょう。
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