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萬勇鞄ランドセルの製造工程

1950年創業の萬勇鞄は長い間手作りランドセルを作り続けています。その製造工程の大きな特徴はミシン縫いと手縫いをわけているところです。
仕上げは必ず手縫いで行う事で、強度のあるランドセルに仕上げているところが大きな特徴となります。

 

製造工程

画像

型入れ


☆最初に行う非常に重要な工程です。自然皮革の大きな1枚革からパーツを切りだすために、下書きを入れる工程です。

 

自然皮革にはシワ、傷があったりするので、各パーツに最適な場所に型入れをします。

 

裁断

 
☆型入れ後、各パーツごとに丁寧な裁断を行います。

 

革すき

 

 

☆ランドセルの革の厚さは部位によって違うんです。
 
ランドセルの強度や重さがこの革すきによって決まります。
これも非常に重要な作業となります。

 

ミシン掛け

 

 

☆ミシンはパーツごとに使い分けます。ミシン掛けは慎重なミシン操作が必要です。

 

 

のりづけ

 
☆背あてと内装部分を貼り合わせたり、ゴムのりで糊付けします。
パーツを貼り合わせる作業なので、使っている内に剥がれないように丁寧な作業が必要です。

 

貼り合わせ

 

 

☆出来上がったそれぞれのパーツを、歪みやずれが無いように、細心の注意を払って手作業で貼り合わせていきます。

目打ち

 

 

☆手縫いの前に目打ちといって、自然皮革に針を通す穴を開けます。

仕上げの手縫い

 

 

☆萬勇鞄のランドセルの仕上げは手縫いです。手縫いにすることで、一番負荷のかかる背中と本体部分を強く繋ぎます。
 
萬勇鞄の手縫いA

 

ミシンは2つの糸を革内部でひっかける形なので連鎖してほつれやすいのです。
 
手縫いは皮革を貫通させて縫い合わせるのでほつれず、強度も出ます。

完成

 

 

>>萬勇鞄のランドセルの特徴一覧はこちら<<

 

 

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