鞄工房山本のランドセルが雨や水に濡れてしまった時の手入れ方法を教えて
鞄工房山本のランドセルが雨に濡れてしまったらどう手入れしたら良いでしょうか。牛革とコードバンなので、何もしなくて良いはずはないと思うのですが、どうでしょう。
鞄工房山本の自然皮革には強力な防水加工がなされています。それは人工皮革であるクラリーノなどと同程度の防水加工ですから、全く雨など気にしなくても良いぐらいです。
水気だけを拭い取れば良くて、それで革にシミが入ったり、硬くなったりすることはありません。雨に濡れたら拭く程度の手入れで6年間十分に使えます。
自然皮革の繊維の内側まで防水液をしみこませているので、安心して使ってください。
こういう点では萬勇鞄とは少し違います。
萬勇鞄の革の手入れ
「濡れたままで放置しておくと、人工皮革も自然皮革も両方とも硬くなりひび割れたり、カビが生えたりするので、雨に濡れたら浸み込まない内に、乾いた布で拭きましょう」とあります。
いずれにしろ、濡れたら拭くという事では同じですが、萬勇鞄は「硬くなりひび割れたりカビが生える」と書いてありますが、鞄工房山本では、そこまでダメージが来ないと書かれています。
ただし、リベルタに使われているヌメ革は防水加工(撥水加工)がされていないため、お手入れは必要です。
具体的なお手入れについては参考記事を読んでみて下さい。
参考記事)6年間は使えるようにランドセルを手入れをしましょう
なお、実際に水をかけて試したい方は、革のカットサンプルを鞄工房山本に請求して取り寄せてみましょう。
⇒ 資料請求と革のサンプル請求
自然皮革が濡れたときのお手入れ
軽い水濡れ
すぐに水分を拭き取る。乾いた布で良く拭く。
間違ってもドライヤーやヒーターで乾かしてはダメです。温風が駄目なんです。
温風があたると革が急速に乾いて収縮する結果、シワができる可能性が大きいんです。
水が浸み込む程濡れる
温風は勿論厳禁。濡れたランドセルに新聞紙や色つきのものを接触させておくと、色がランドセルに移ってしまうので要注意です。