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ランドセルを6年間使ったあとは海外の子供たちが使う

乳酸菌の年齢による減少

多くのランドセルは6年間使われた後、小さくリメイクされることもありますが、殆どは廃棄されるようです。

 

 

最近のランドセルは6年間使っても、まだまだ使える状態の物が多く、廃棄後焼却されるのは実に勿体ないですよね。

 

 

そういう風に考えた人たちが国外で有益に使えるようにしました。海外で十分な教育を受ける環境の無い子供たちのためにランドセルを贈る組織を作りました。

 

 

国際協力NGジョイセフ

ランドセルの外も中も綺麗にして、お守りやストラップや防犯ブザーなどがあれば取り外します。シール類も剥がしておきます。

 

そして新品のノートや鉛筆などの文房具類をランドセルに入れます。海外の子供たちは、私たちには簡単に手に入る文房具にも困っているのでプレゼントするんです。しかし、シャープペンシルやはさみなどは送れません。

 

ランドセルを海外の子供たちに贈る日本の子供たちは、学校へ持って行って担任の先生に渡します。

 

学校に集まったランドセルをクラレが回収してくれます。クラレと言うのはランドセルの人工皮革素材のクラリーノを作っている会社です。

 

 

クラレからは国際協力NGOジョイセフへ渡されて、ジョイセフが海外への輸送や現地でランドセルを配ってくれます。

 

このランドセルは殆どがアフガニスタンに送られます。豚革の場合には宗教上の理由でアフガニスタンには送られずモンゴルの子供たちに送られるようです。

 

もし個人的にランドセルを海外に送る場合には、ランドセル1個について海外輸送料1,800円がかかります。

 

 

⇒ 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)

 

アフガニスタン ランドセルを受け取る少女たち

国内外で活動中の団体へのランドセルの寄付支援

 

日用品や学用品など、私たちの愛着があるために捨てるのに困るような物資が、海外途上国の人の役に立っています。

 

ほんの少しの不用品や学用品で、多くの子供たちや大人が救われるのなら、積極的に活用したいものです。

 

ランドセルを海外に贈る

 

子供さんが卒業してからずっと保管していたランドセルを、海外の子供たちに使ってほしいと提供された方が沢山おられます。

 

修理が少し必要でも構わないそうです。引っ越しや大掃除で出てきたランドセルがあれば是非海外の子供たちに使って貰いましょう。

 

途上国の子供たちは通学のためだけではなくて、宝物として大切に使っているといいます。(写真は国際社会支援推進会ワールドギフト)

 

 

申込の流れ

 

集荷エリアは全国です。メールでランドセルなどの集荷依頼をします。希望日・時間に宅配業者が集荷に来ます。

 

梱包にはなるべく段ボールを使って欲しいようです。

 

段ボールサイズ(縦cm+横cm+高さcm)が120は集荷料金が2400円(海外に届けられるまでの費用全てが含まれます)150サイズが2,900円、170サイズが3,400円かかります。

 

この費用はランドセルなどを送る方の費用負担となるので、不要になったランドセルを海外の子供たちに使ってもらいたいという強い気持ちが必要ですが、きっとたくさんの方がいらっしゃると思います。

 

 ⇒  詳細はワールドギフトの公式サイトへ (h) ttp://world--gift.com/

 

 

中古のランドセルを養護施設に送ることの是非

 

不要になったランドセルを海外の子供たちに使ってもらうという事をかいてきましたが、送料などの負担や少し面倒くさいということで、日本国内の養護施設に送ってはどうかと考える人がいるようです。

 

タイガーマスクが児童養護施設にランドセルを贈ったという事がテレビで取り上げられたりしたので、そういう発想も十分あり得ます。

 

しかし、児童養護施設にいる子供達は行政の予算から新しいランドセルを購入してもらえます。

 

なので古いランドセルを送っても迷惑になるだけですし、受け取ってもらえません。

 

ですから、どうせなら本当に必要としている海外の子供たちへ1000円〜2000円の負担をして送ってはどうでしょうか。それが良いと思います。

 

 

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