海外のセブ島の孤児達にランドセルを贈る活動をしている主婦
海外の中でも比較的近いアジアのフィリピン・セブ島は2013年11月の台風で甚大な被害を受けて、いまだ校舎が壊れていて復旧がすすまない地域もあるそうです。そんなセブ島で孤児になった子供たちを対象に、使わなくなったランドセルを贈る活動をしている主婦がいます。
なぜセブ島かというと、茨木市の主婦が2011年春子供をつれてリゾート地であるセブ島を訪れました。
セブ島の大きな台風被害を聞いた時、思い出のセブ島に子供たちが卒業して使わなくなったランドセルを80個集めて贈る計画を立てたそうです。
現地の子供たちはいまだに教科書を入れる鞄を持たない子供たちもいるそうで、日本との差を感じさせます。セブ島の自然のすばらしさを体験した主婦が中心になって自分の子供が通う小学校に協力を依頼しています。
府内の高校や中学校からは協力の申し出があったそうで、鍵盤ハーモニカや通学帽の寄付も呼びかけているそうです。ゴミとして捨てるよりもはるかに意義のあるランドセルの処分の仕方ですね。
失礼に当たらないように、傷や痛みの少ないものに限定されています。いくら不必要になったものとはいえ、日本人らしい礼儀をわきまえたやりかたです。
80個募集のうちすでに45個が集まっているそうです。