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A4フラットファイルのランドセルは本当に必要?

ララちゃんティティ・エ・ティティ

ランドセルの大型化が2014年から始まりました。この時イオンのカルスポランドセルは、既にA4フラットファイルに統一していました。
他のメーカーには一部にA4フラットファイル対応があるぐらいだったので、随分早くから統一していたんですね。

 

なおモギカバンでは2010年以前からa4フラットファイル対応を製作していたといいますから、先見の明があったというべきでしょう。
2014年当時は「あんなに大きなランドセルが必要とは思わない。少しでも軽いランドセルを背負わせたい」という親心から、A4フラットファイル対応に否定的な考え方が多かったのです。

 

そして2016年度からは、殆どのランドセルメーカーがA4フラットファイル対応中心に変更し、A4クリアファイル対応は廃止するメーカーが相次いで2017年度、2018年度につながっています。

 

 

流行りすたりは別として、一体どちらのタイプを選んだら子供のためになるかについて考えてみたいと思います。

 

A4版、A4クリアファイル、A4フラットファイルのサイズの違いがわかりますか?

A4版用紙       幅210 ×縦297oA4版の教科書のサイズ
A4クリアファイル:     幅220×縦310o.A4用紙を入れておく透明のファイル
A4フラットファイル:  幅230×縦307o。A4用紙に2穴を開けて閉じておくファイル:

 

イオンのA4フラットファイル対応ランドセル

 

2014年の秋、イオンのA4フラットファイルランドセルの売り場で色々担当者と話してみました。

 

イオンの店員さんは、終始A4フラットファイルを使うという前提で話していて、確かに納得できる点もあるんですが、実際にはA4フラットファイルを使わない学校もあるので、正しいとは言い切れないなと感じました。

 

 
イオンの販売戦略として担当者がそのように語るのは当たり前のことですが、消費者はうっかりするとそれを鵜呑にするわけです。

 

しかし考えてみれば、年に数度しかA4フラットファイルを使わない場合、手提げ袋で十分だと考える人もいれば、その数回のために大きなランドセルを購入する人もいる。どちらが正しいという事もないんだと思います。

 

イオンなどの後発組のランドセルメーカーは他との差別化を図る必要があります。その結果全てをA4フラットファイルランドセルに特化したということかもしれませんね。ランドセル選びで悩むポイントです。

 

 

本当にA4フラットファイルの入るランドセルを選んで良いの?

 

ランドセルの大型化だけでなく色や形も多種多様なものがあり、ランドセル選びの選択肢が広がっているとはいえ、それが逆に迷う原因ともなっています。

 

A4クリアファイル対応ランドセルに、A4フラットファイルを入れると、左の画像のようになります。内寸の横幅が220~229oまでがA4クリアファイル対応ランドセル。横幅230o(231o)以上がA4フラットファイル対応ランドセルです。

 

 

A4クリアファイル対ランドセルにはA4フラットファイルが入らない 

A4フラットファイル対応のランドセルにスッと入るA4フラットファイル

 

 

2014年(2015年度)、色々なメーカーが販売しているランドセルの9割以上はA4クリアファイル対応です。

 

(2015年(2016年度)は、A4フラットファイル対応が多くなりました。)何故A4フラットファイルの入るほどの大きなランドセルが必要なのでしょうか。

 

*2014年度当時は殆どがA4クリアファイル対応だったのに、2016年度にはA4フラットファイル対応が主流に変わりつつあり、A4クリアファイル対応ランドセルは急速に減っています。今後はA4フラットファイルが当たり前のことになるので、事情に応じてこの記事も修正していきます。

 

2014年9月の時点で、次のように、a4フラットファイル対応ランドセルがロッカーに入らないなどの問題をツイートで指摘している方もいます。

 

その後A4フラットファイルランドセルに合うロッカーが増えてきているということも特にないようです。

 

学校によってロッカー事情やA4フラットファイル対応を使うかどうかは、小学校への問い合わせや小学校の説明会で確認してみて下さいネ。

 

 

 

 

ランドセルの内寸の変遷

 

A4クリアファイル対応以前のランドセルの内寸は幅21.5センチ(A4版)でした。小学校でA4クリアファイルを使うようになると、多くのランドセルが2013年(2014年度)にA4クリアファイル(22センチ×31センチ)対応のランドセルに変わった歴史があります。

 

その後2014年(2015年度)には、A4フラットファイル対応ランドセルが少し出てきました。

 

2015年(2016年度)にはA4フラットファイル対応ランドセルのみに切り替えたランドセルメーカーが増えてきて、購入されるランドセルの殆どがA4フラットファイル対応ランドセルに変わりました。(鞄工房山本、萬勇鞄、天使のはねなど)

 

一方、A4クリアファイル対応ランドセルだけを相変わらず販売している有名メーカーもあります。(土屋鞄)

 

ランドセルの外寸

 

A4フラットランドセルの外寸を調べてみました。池田屋のA4フラットファイル対応ランドセルはどれも同じ外寸です。

 

これをA4クリアファイル対応ランドセルである鞄工房山本と比較しました。池田屋の横幅が10o高さは15o程大きくなっています。わずか10o=1pなので大きい違いとまでは言えません。

 

A4クリアファイルランドセルにA4フラットファイルランドセルが入ると書きました。

 

ですが、実際には横幅が10mm程度の違いなら、A4フラットファイルランドセルを選択するというのも納得できる選択です。

 

ただ、A4フラットファイルランドセルといえども、本体はA4クリアファイルランドセルの物を流用しているので耐久性がどうなのかについては悪い口コミはまだありません。

 

A4フラットファイルランドセルの外寸

横幅が260o×奥行き200o×高さ345o

A4クリアファイルランドセルの外寸

 

横幅250o×奥行き200o×高さ330o

 

こんなランドセルはどこにあるの?という疑問に答えて

 

余り大きなランドセルはちょっとネとためらう方は、同じA4フラットでもキューブ型の外寸はやや小さいので公式サイトで確認してください。

A4フラットファイル対応で軽いランドセル キッズアミはとても軽くて容量が大きいい(A4フラットファイルでも1,000g+α程度)
牛革や、コードバンランドセルのキューブ型 カバンのフジタは本格的な高品質のキューブ型の自然皮革ランドセル(小さいけど中は広い)
キューブ型のメーカー キッズアミ萬勇鞄カバンのフジタかるすぽ

 

日本鞄協会ランドセル工業会の見解

 

2013年の日本鞄協会ランドセル工業会の見解は「A4フラットファイルだけでなくA4クリアファイルの入るランドセルさえ必ずしも必要ない」となっています。「教科書や副読本は幅21センチ以下で、従来品で十分だとしています。大きなランドセルを選ぶと重くなるし、たった1枚のファイルのために必要だろうか」と疑問視をしています。

 

ただ学習指導要領が改訂されて、教科書が合計で1,000ページも増えたという現実もあるので、ランドセル工業会の言われることも、正しいかどうかが不明です

 

それに幅が23センチ以上もあるA4フラットファイル対応ランドセルでは、中で教科書が横揺れをして、重心が揺れてバランスを崩しやすく転倒などの危険性が高くなると指摘する専門家もいます。⇒これも従来から指摘されていますが、横揺れしない工夫は簡単にできることです。

 

学校を調査した結果、幅が23センチ以上だと中身が揺れて危険との指摘

 

2013年、東京の108の小学校で調査した結果ですが、A4フラットファイルどころかA4クリアファイルを学校単位で使っている例さえ極めて少なかったそうです。

 

A4クリアファイルさえ使わない学校が多いのに、A4フラットファイルの入る幅の広いランドセルが何故必要なのでしょうか。

 

それは学校によって、A4フラットファイルを使う使わないが違うからです。しかし、ほとんどの小学校ではA4フラットファイルを使ってはいないという現実。たまにA4フラットファイルを使う小学校では、A4クリアファイル対応のランドセルを購入して失敗だったと嘆くお母さん方が現れます。因みにサイト管理者の知人の娘さんの通う学校ではA4フラットファイルをいつも使う学校とのことでした。

 

上に書いた東京での調査からファイルを使わない学校もあるし、反対になるべくランドセルに物を入れて、手には荷物を持たないように指導する学校もあると解っています。それは手に荷物を持っていると咄嗟の事故に対応できないからです。

 

こればかりは学校に問い合わせないとわかりませんので、問い合わせてみましょう。殆どの場合A4クリアファイル対応のランドセルで良いでしょう。

 

手荷物を少なくしたい、ナスカンに体操袋を下げたくないような場合には、フラットファイル対応ランドセルを選ぶ方が大きい分荷物が入ります。こちらにもし選ぶならおすすめしたいa4フラットファイル対応ランドセルを紹介しました。a4フラットファイル対応ランドセル

 

A4フラットが入るかどうかチェック

結論:当サイトも実際にA4クリアファイルとA4フラットファイルのランドセルを並べて色々と検討しました。現在(2015年3月)の結論ですが、内寸に大きな差はありませんし、A4クリアファイルにA4フラットファイルが絶対に入らない訳ではありません。

 

結論としてはどちらを選ぶかは「学校」」への問い合わせと「好み」で決めて良い。大きな問題では無いと結論しました。ただA4フラットファイル対応ランドセルの本体はA4クリアファイルのランドセルの物を使っています。多少でも大きくなるとお耐久性の違いが生じるかもしれません。

 

参考)ランドセルはA4クリアファイル対応を選べば十分ですか

A4フラットファイルのランドセルは本当に必要ですか関連ページ

A4フラットファイル対応ランドセル2017年度
A4フラットファイル対応ランドセルがかなり増えた2017年度です。ランドセルのサイズの主流が大きく変化しています。A4フラットファイルランドセルはどういうものかなど当サイトの考え方をお伝えします。
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A4フラットファイルランドセルの容量を比較しました。A4フラットファイル対応ランドセルはメーカーによって容量が違いますし、サブポケットや前ポケットも収納には重要な部位なので是非チェックをしましょう。メーカー別に容量の比較してみました。
A4フラットファイルとA4クリアファイル比較
A4フラットファイルとA4クリアファイルの違いを比較しました。A4ファイル対応はどちらのファイルで選んだらよいのかサイズの比較から理解しての基礎知識としてください。
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