A4フラットファイル対応のランドセルは本当に必要?
目次
A4フラットファイル対応の2019年度の状況
A4フラットファイル対応に対する当サイトの結論
A4フラットファイル対応とA4クリアファイル対応のどちらを選ぶかは大きな問題ですか?
ランドセルはA4クリアファイル対応を選べば十分な場合は?
A4ファイル対応ランドセルには2種類ある
@A4クリアファイル対応タイプ
AA4フラットファイル対応タイプ
- A4クリアファイルはA4用紙を入れる薄くてA4用紙よりも一回り大きなファイル。
- A4フラットファイルはA4用紙を閉じておくための2穴のクリアファイルより一回り大きいブックファイルのことです。
A4フラットファイルのサイズは色々ありますが、基準はコクヨの紙製のものです。もっと大きなものもあるので購入時には注意してください。
SサイズのA4フラットファイルもあり、A4クリアファイル対応ランドセルであっても入ります。そのようなSサイズのA4フラットファイルを使う小学校もあります。
A4フラットファイルを使うからA4フラットファイル対応ランドセルでないと入らないことは無いんですね。
ランドセルの大型化だけでなく色や形も多種多様なものが増え、ランドセル選びの選択肢は広がっていますが、逆に迷う原因ともなっています。
ランドセルの大型化が始まった2014年当時は、A4フラットファイル対応ランドセルなんて大きすぎる、重すぎると否定的な意見が殆どでした。
しかし、イオンのカルスポランドセルはA4フラットファイルだけに統一。先見の明がありました。
他のメーカーは僅かに一部だけA4フラットファイル対応がにするくらいで様子見でしたが、モギカバンは、2010年以前からA4フラットファイル対応を製作していました。イオンよりもはるかに先見の明があったというべきです。
2016年度には殆どのランドセルメーカーが、A4フラットファイル対応のランドセルに切り替え、A4クリアファイル対応を廃止するという流れが相次ぎました。2019年度にはフィットちゃんでさえ6種類のA4クリアファイル対応を残すだけになっています。
2020年に改訂される学習指導要領では、ランドセルに入れる荷物がもっと増える予想。教科書も更にページが増え、使用時のランドセルの重さは更に増えると予想されます。
今ではA4フラットファイル対応ランドセルは、A4フラットファイルが入るだけでなく、増えた荷物を運ぶために必要とする意見が多いです。
一体A4フラットファイル対応のランドセルは必要なのか、A4クリアファイル対応ではダメなのか、子供のためにはどちらが良いのかについて考えてみたいと思います。
A4フラットファイル対応の2019年度の状況
- A4フラットファイル対応の中でも大容量ランドセルが増加
2019年度(2018年)現在、イオンは2020年に備えた対策としてサブポケットが8センチまで拡がる「みらいポケット」を販売、かなり売れています。
キッズアミには大マチ幅が120mmから150mmまで拡がってメインポケットの容量が増える「キッズアミ ドリームキューブ」があります。
様々なランドセルメーカーが大マチ幅の広いランドセルを販売するようになっています。
- 文部省は2018年9月6日、都道府県の教育委員会に「置き勉」に配慮を求める通知を出しました。
- 置き勉のメリットは重すぎるランドセルから解放されることですが、沢山おいて帰ると学習習慣が身につきにくい。。
学校現場では、すでに「置き勉」「置き勉強道具」を容認するところが増加中です。置き勉の問題は、学習習慣が身につきにくい、学校に盗難の責任が生じるなどがあります。
- 学校側は、ロッカーに入らなくなるようなこれ以上の大型化を控えて欲しい
⇒ 入学予定の学校にロッカーのサイズなどを確認しましょう。
セイバンの2018年3月調査では、一番重い日の荷物は平均4.7kgで、ランドセル本体と合わせると約6kgでした。あくまで一番重かった荷物量での話です。
平均では1年生が3.7kg、6年生では平均5.4kgだったそうです。
A4フラットファイル対応に対する当サイトの結論
A4フラットファイルが入るという理由だけでなく、増える荷物を最も負担なく合理的に運べる道具としてA4フラットファイル対応ランドセルを捉える。
手提げ袋に振り分けても合計の重さは変わらない。それならば、ランドセルに入れたほうが背負って軽く感じるし、転倒時にも安全。総合的に考えると、A4フラットファイル対応の中でも容量の大きなランドセルを選ぶのが無難。
「置き勉」を入学する学校が認めれば負担は軽くなるので、「みらいポケット」ほどのA4フラットファイル対応は必要ないが、でしょう。
文部省は通知を出しただけで強制性は無い。最終的には都道府県の教育委員会が決定するため学校に問い合わせる事。
また「置き勉」でランドセルをかなり軽くすることが必ずしも良いとは限らない。
子供の体の負担を軽減することは間違いではないと思いますが、それだけでは子供の体は弱くなる一方です。ランドセルを背負っていない幼稚園の頃から無理のない範囲で、体幹や足腰を強くする対策が、その後の子供の人生にとって重要なことだと思います。
次にランドセル選びに必要な基本的な知識を確認します。。
A4版、A4クリアファイル、A4フラットファイルのサイズの違いをチェック
- A4版用紙のサイズは?: 幅210 ×縦297oA4版の教科書のサイズ
このA4版用紙にA4クリアファイルとA4フラットファイルがあります。A4フラットファイルを使うかどうかは学校で違います。
このことは親にとっては重要ですが、学校にとってはそれよりもしかし学校にしてみれば、ランドセルが大きすぎるとロッカーに入らなくて困るぐらいしか考えていないもあります。
- A4クリアファイルのサイズは?:幅220×縦310o.A4用紙を入れておく透明のファイル
A4クリアファイルの幅は22センチです。A4フラットファイルは23センチの幅ですから、それほど大きな違いはありません。
- A4フラットファイルのサイズは?:幅230×縦307o。A4用紙に2穴を開けて閉じておく紙製のファイル:
A4フラットファイル対応ランドセルは、幅が広く大きいランドセルになります。
A4クリアファイル対応ランドセルにA4フラットファイルは何とか入りますが・・。
A4クリアファイル対応ランドセルに、A4フラットファイルを入れると、左の画像のようになります。内寸の横幅が220~229oまでがA4クリアファイル対応ランドセル。横幅230o(231o)以上がA4フラットファイル対応ランドセルです。
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A4フラットファイル対応が大きいならキューブ型を選ぶ
2019年度に残されているA4クリアファイル対応は少なく、フィットちゃんに男女各3種類。あとは黒川鞄工房、キッズアミにありますが、いずれも自然皮革なので軽くはないので意味がありません。
原則、A4フラットファイル対応を選びましょう。余り大きなランドセルはちょっとネとためらう方は、同じA4フラットでもキューブ型の外寸はやや小さいので公式サイトで確認しましょう。
A4フラットファイル対応で軽いランドセル | ●キッズアミはとても軽くて容量が大きいい(A4フラットファイルでも1,000g+α程度) |
牛革や、コードバンランドセルのキューブ型 | ●カバンのフジタは本格的な高品質のキューブ型の自然皮革、人工皮革のランドセル(1,150g)(小さいけど中は広い) |
キューブ型のメーカー | ●キッズアミ、萬勇鞄、カバンのフジタ、みらいポケット(女の子) |
ランドセルはA4クリアファイル対応を選べば十分な場合は?
殆どのランドセルメーカーがA4フラットファイル対応のみに。工房系の一部にA4クリアファイル対応が残されているのですが、特別な場合を除いてA4クリアファイル対応はあまり必要とされなくなりました。必要な場合もあるので残しておいて欲しいですネ。
A4クリアファイル対応を購入するのはどんなとき?
- 入学時に体格が小さくてA4フラットファイル対応ではランドセルが大きすぎる場合
- 入学する小学校でA4フラットファイル対応を使わない場合
- ランドセルに入らない荷物は手提げ袋に入れる場合
- 置き勉が認められてる小学校なのでランドセルに入れる荷物が少ない場合
殆どの学校でA4クリアファイル対応ランドセルで十分でしたが学習指導要領の改訂で状況は変化してきました
A4フラットファイルとA4クリアファイル対応のランドセの大きさの違い。それはわずかに横幅の1センチ程度の違いです。気にするほどの違いでは無いのですが、A4フラットファイル対応ではB5版の教科書はランドセルの中で横揺れしやすくなります。
そもそも学校はランドセルにA4フラットファイルが入るかどうかに余り関心がありません。A4クリアファイルさえ使わない学校もあり、更に大きいA4フラットファイルは使わない学校もたくさんありました。
学校によって使うファイルが違うので一概に言えませんが、調査によると、殆どの学校でA4クリアファイル対応で良かったのです。
ところが2020年の学習指導要領の改訂で教科書のページ数が更に増えると予想されています。そのため、イオンのみらいポケットのように大容量のランドセルが売られるようになりました。
ランドセルが重すぎて小学生の負担が大きいという訴えに対して、文部科学省は各都道府県の教育委員会に「置き勉」を認めてほしいと通知文を出したのが2018年。
既に置き勉を認めている小学校もあるので、入学する学校に問い合わせて、A4クリアファイル対応ランドセルで良いかどうか聞くことをおすすめします。
小学校もこれ以上ランドセルが大型化するとロッカーに入らないのでやめて欲しいのです。
管理者はA4フラットファイル対応のランドセルを勧めていますが、大きくて嫌だという場合手提げ袋を使えば問題はないので絶対ではありません。
もしこれ以上教科書のページ数が増えず、年に数える程しかA4フラットファイルを持ち帰ることがないのなら、わざわざ大きなランドセルを購入する必要もありません。
ただA4フラットファイル対応のランドセルを使うメリットは、両手を空けてとっさの転倒で手がつけること。通学時の安全性を高めるというメリットは捨てがたいものがあります。
手提げなど使わせたくないと考えられればまた違ってきますが。余り拘らなくて良いポイントではないでしょうか。
2014年からのA4フラットファイル対応の流れを振り返ってみる
2014年の秋、イオンのA4フラットファイルランドセルの売り場で販売員さんと話してみました。
イオンの店員さんは当然ながら、終始A4フラットファイルを使うのが正解という前提で話します。納得できる点もあるけれど、実際にはA4フラットファイルを使わない学校もあり正しいとは言い切れない話でした。
しかし考えてみれば、年に数度しかA4フラットファイルを使わない場合、手提げ袋で十分だと考える人もいれば、その数回のために大きなランドセルを購入する人もいる。どちらが正しいという事もないんだと思います。
イオンなどの後発組のランドセルメーカーは他との差別化を図るため全てをA4フラットファイルランドセルに特化したとしたら見事に戦略が成功したんですね。
A4フラットファイル対応ランドセルの増加
2019年度(2018年)現在、殆どのメーカーはA4フラットファイル対応のみなので、選ぶ余地があるのは一部のメーカーだけです。
2014年(2015年度)当時、色々なメーカーが販売しているランドセルの9割以上はA4クリアファイル対応でした。
2015年(2016年度)は、A4フラットファイル対応が飛躍的に増え今ではA4フラットファイル対応が当たり前です。
ランドセルがロッカーに入らないという問題
2014年9月の時点で、次のように、a4フラットファイル対応ランドセルがロッカーに入らないなどの問題をツイートで指摘している方もいます。
ランドセル・・・小学校はA4フラットファイル対応だとロッカーに入らない。机に提げなければならず邪魔。運よく旧式のランドセルを新品未使用で手に入れられた。小学校・・・A4フラットファイルなんて使わないよ。数少ないA4の教科書は手提げに別に入れて持っていきます。
? yuki♪ (@tsushima_yuki) 2014年9月2日
その後A4フラットファイルランドセルに合うロッカーが増えたことも特にないどころか、学校側はこれ以上の大型化を控えるようにしてもらいたいようです。
学校によってロッカー事情やA4フラットファイル対応を使うかどうかは、小学校への問い合わせや小学校の説明会で確認してみて下さいネ。
ランドセルの内寸の変遷
1.A4クリアファイル対応以前は、ランドセルの内寸は横幅215mm(A4版の用紙が入るがクリアファイルは曲がる)でした。
2.小学校でA4クリアファイルを使うようになり、2013年(2014年度)には、多くのランドセルがA4クリアファイル(横幅220mm×縦310mm)対応のランドセルに変わった歴史があります。
3.2015年(2016年度)にはA4フラットファイル対応ランドセル(横幅230mm以上)のみに切り替えたランドセルメーカーが続々増えました。
購入されるランドセルの殆どがA4フラットファイル対応ランドセルに変わりました。(鞄工房山本、萬勇鞄、天使のはねなど)
一方、A4クリアファイル対応ランドセルだけを相変わらず販売している有名メーカーも(土屋鞄)ありましたが、2018年度販売不振となり2019年度には全てA4フラットファイル対応に切り替えました。
ランドセルの外寸
A4フラットランドセルの外寸は余り関心を持つことはありませんが、調べてみました。池田屋のA4フラットファイル対応ランドセルはどれも同じ外寸です。
これをA4クリアファイル対応ランドセルである鞄工房山本と比較しました。池田屋の横幅が10o高さは15o程大きくなっています。わずか10o=1pなので大きい違いとまでは言えません。
A4クリアファイルランドセルにA4フラットファイルランドセルは入ると書きました。
実際には横幅が10mm程度の違いなら、A4フラットファイルランドセルを選択するという流れでa4フラットファイル対応を選ぶ人も増えてきました。
耐久性については悪い口コミはありませんが、A4フラットファイルランドセルといえども、本体はA4クリアファイルランドセルのベースを流用しています。
A4フラットファイルランドセルの外寸
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横幅が260o×奥行き200o×高さ345o |
A4クリアファイルランドセルの外寸
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横幅250o×奥行き200o×高さ330o |
日本鞄協会ランドセル工業会の見解
2019年度は、以下の日本鞄協会ランドセル工業会の見解は削除されています。a4クリアフィアル対応で十分との見解は事実上変更されたという事です。
2013年の日本鞄協会ランドセル工業会の見解は「A4フラットファイルだけでなくA4クリアファイルの入るランドセルさえ必ずしも必要ない」となっています。「教科書や副読本は幅21センチ以下で、従来品で十分だとしています。大きなランドセルを選ぶと重くなるし、たった1枚のファイルのために必要だろうか」と疑問視をしています。
ただ学習指導要領が改訂されて、教科書が合計で1,000ページも増えたという現実もあるので、ランドセル工業会の言われることも、正しいかどうかが不明です
それに幅が23センチ以上もあるA4フラットファイル対応ランドセルでは、中で教科書が横揺れをして、重心が揺れてバランスを崩しやすく転倒などの危険性が高くなると指摘する専門家もいます。⇒これも従来から指摘されていますが、横揺れしない工夫は簡単にできることです。
学校を調査した結果、幅が23センチ以上だと中身が揺れて危険との指摘
2013年、東京の108の小学校で調査した結果ですが、A4フラットファイルどころかA4クリアファイルを学校単位で使っている例さえ極めて少なかったそうです。
A4クリアファイルさえ使わない学校が多いのに、A4フラットファイルの入る幅の広いランドセルが何故必要なのでしょうか。
それは学校によって、A4フラットファイルを使う使わないが違うからです。しかし、ほとんどの小学校ではA4フラットファイルを使ってはいないという現実。たまにA4フラットファイルを使う小学校では、A4クリアファイル対応のランドセルを購入して失敗だったと嘆くお母さん方が現れます。因みにサイト管理者の知人の娘さんの通う学校ではA4フラットファイルをいつも使う学校とのことでした。
上に書いた東京での調査からファイルを使わない学校もあるし、反対になるべくランドセルに物を入れて、手には荷物を持たないように指導する学校もあると解っています。それは手に荷物を持っていると咄嗟の事故に対応できないからです。
こればかりは学校に問い合わせないとわかりませんので、問い合わせてみましょう。殆どの場合A4クリアファイル対応のランドセルで良いでしょう。
手荷物を少なくしたい、ナスカンに体操袋を下げたくないような場合には、フラットファイル対応ランドセルを選ぶ方が大きい分荷物が入ります。
結論:当サイトも実際にA4クリアファイルとA4フラットファイルのランドセルを並べて色々と検討しました。現在(2015年3月)の結論ですが、内寸に大きな差はありませんし、A4クリアファイルにA4フラットファイルが絶対に入らない訳ではありません。
結論としてはどちらを選ぶかは「学校」」への問い合わせと「好み」で決めて良い。大きな問題では無いと結論しました。ただA4フラットファイル対応ランドセルの本体はA4クリアファイルのランドセルの物を使っています。多少でも大きくなるとお耐久性の違いが生じるかもしれません。
A4フラットファイル対応とA4クリアファイル対応のどちらを選ぶかは大きな問題ですか?
2016年度になってA4フラットファイル対応ランドセルが大幅に増えてきました。時代の流れはランドセルの大型化に向かっています。ただこれはランドセルメーカーが上手く宣伝しているという側面も否めません。
確かにA4フラットファイルが入らなければ手提げ袋に入れればいいんです。更に言えばA4クリアファイル対応ランドセルに無理すれば入らないこともないんですよ。大マチが多少膨れますが。
A4クリファイル対応ランドセルが軽くて良い?
軽いランドセルが良いと言います。軽いランドセルとは人工皮革であったり、A4クリアファイル対応ランドセルであったりしますね。
軽くて小さなランドセルが良くて、それに入らない物を手提げ袋に入れて運ぶことが悪いとは言いませんが、問題点も知っておきましょう。
振り分けるということは、例えば3sの荷物をランドセルに2.5s入れて、0.5kgを手提げ袋に入れて下げることです。これを振り分けずに少し大きめのランドセルに全て入れるのと比べてみてください。
どちらも運ぶ重さは同じですが、次のような手提げ袋に入れるデメリットに気づきましょう。
ランドセルは合理的に物を運ぶ機能が優れている
ランドセルのA4フラットファイルが入る入らないという問題以前に、重い荷物は背負い安く造られているランドセルに全て入れて運ぶのが最も合理的なのは明らかです。振り分けて持っても運ぶ荷物の重さは変わらないんですから。
ランドセルは合理的に物を運べるようにできています。その方が負担が少ないはず。片手にだけ重い荷物を持つのは、体の成長がアンバランスになる可能性もあります。
ランドセルが200g程軽いかどうかを問題にしたい気持ちもわかりますが、現実的ではありません。
ランドセルショップの店員の話は、お店に都合の良い事を話して当然
A4フラットファイル対応のランドセルを売っているイオンに行けば、「A4フラットファイルを使うのだからA4フラットファイルにするのが当然」と説明して売ろうとします。
逆にイトーヨーカ堂に行ってみると、A4クリアファイル対応のランドセルしかなかったので、「A4フラットファイル対応にすると、中の本が横ずれして、体が不安定、筆箱の中身も出てしまう」と言います。
本当の事を言っているんですが、それぞれが自分の都合の良い説明をしているだけですので、説明不足がかなりあります。
A4フラットファイルランドセルのメリットとデメリットについてまとめてみます。
A4フラットファイル対応ランドセルのメリット
- A4フラットファイルをランドセルに収納できる。特に音楽の楽譜などはファイルが大きい。
- 両手に何も持たないので、転んでも手が付けるし、色々な事態に咄嗟に対応しやすい。
- 荷物を大容量のランドセルに入れる事で、バランスのとれた立位や歩行姿勢がとりやすい。成長期の子供にとっては重要なことです。
A4フラットファイル対応ランドセルのデメリット
- 横幅で10o近く広くなることで、学校のロッカーに入らない場合がある(確認が必要です)
- 少し大きくなることで少し重くなる(背負い安ければ大した問題ではありません)
ランドセルが一番合理的な体に負担の来ない荷物の運び方になるでしょう。それだけ優れた運搬のためのツールなんです。
だからA4フラットファイル対応のランドセルになるべく荷物を入れ、合理的に運んだ方が子供への負担も少ないですよ。