クラリーノランドセル3つの会社にはどんな違いがあるのか調査
ランドセル素材の中でも人工皮革のクラリーノは軽くて丈夫。という理由で70%がクラリーノランドセルを購入しています。ここではフィットちゃんとふわりぃを比較したり、クラリーノだけでなくタフガードやベルバイオなど数種類あります。
セイバン(天使のはねランドセル) | ハシモト(フィットちゃんランドセル) | 協和(ふわりぃランドセル) | |
---|---|---|---|
創業 |
1946年 (昭和21年) |
1946年 昭和21年4月 |
1948年 昭和23年 |
A4対応 |
|
|
|
内寸 |
横幅235×奥行115×高さ310mm
|
横幅233×奥行120×高さ310mm
|
横幅232〜235×奥行110〜120×高さ305mm |
重さ |
1,130~1,270g |
1,040~1,230g ( A4フラットファイル対応) |
890~1,080g |
デザイン性 |
伝統的なデザインを元に、可愛らしさ、男の子らしさを取り入れた端正なランドセルです。 |
フィットちゃんは女の子のランドセルにはハートやティアラの刺繍をたくさん取り入れたランドセル。 |
シンプルなデザイン。価格から見ても華美な刺繍などは取り入れていません。 |
カラーの種類 |
ブラック系、ブルー系、ブラウン系、グリーン系、赤系、ピンク系、パール系、パープル系、カーキー系、グレー系 | ブラック系、ブルー系、パープル系、グリーン系、ブラウン系、赤系、ピンク系、パール系、メタリック系 | ブラック系、ブルー系、ブラウン系、赤系、ピンク系、パール系 |
製造国 |
日本製 | 日本製 | 日本製 |
価格帯 |
57,240円〜73,440円 |
34,000円〜77,760円 |
45,000円〜55,000円 |
2018年度の状況 | 2018年1月。HOMARE以外はまだ購入できます。 | 2018年1月。残りが少なくなったランドセルが多いのですが、在庫切れは入荷する予定なので購入できます。 | 2018年1月。売り切れたランドセルはありません。 |
公式サイト |
https://www.seiban.co.jp/ | https://www.fit-chan.com/ | https://fuwarii.com/ |
ランドセルの素材はクラリーノなどの人工皮革、牛革、コードバンの3つの素材があります。
この中で最もシェアを占めるのがクラリーノを代表とする人工皮革。
人工皮革と合成皮革は、どちらもポリウレタン樹脂加工されているので、見分けにくいので要注意です。合成皮革は繊維や編み物がベースとなっているので、耐久性があまり無く2〜3年で裂ける可能性もあります。
人工皮革は牛革に似せて作ってある不織布なので、裂けることなく耐久性が高いのが特徴です。
他のクラリーノランドセル製作会社 キッズアミとモギカバン
モギカバン |
キッズアミ(ナース鞄工) |
|
---|---|---|
創業 |
1929年 昭和4年。 |
1948年 昭和23年。 |
A4対応 |
A4フラットファイル対応(クラリーノタフロック、エアロタフガードの2種類の人工皮革。 |
クラリーノは全てA4フラットファイル対応 |
内寸 |
|
|
重さ |
|
|
製造国 |
日本製 | 日本製 |
価格帯 |
49,000円〜60,000円 | 57,240円〜66,960円 |
2018年度の状況 |
2018年度夏には売り切れ。 | まだランドセルは購入できます。 |
公式サイト |
https://mogi.me/ | http://www.naas.co.jp/ |
講評
中国製のランドセルでありながら、比較的高め(例えば3万円程度)のランドセルが販売を伸ばしています。
中国製が悪いと決めつけてはいませんので誤解無いようにお願いします。例えばインターネットのランドセル情報サイトを見る時に、中国製の素材がPUである場合は耐久性が弱いと知って置かなければ後悔するかもしれません。
やはりおすすめしたいのは日本国内のメーカーが日本国内で生産したランドセルです。3万円台前半の価格で高機能ランドセルがてにはいります。それに修理も早くできるし、代替ランドセルも無料で貸してくれるところが殆どです。
ここにとりあげたトップ3メーカーは素材も縫製技術、染色の関しても高度なレベルにあり、不安な点は全くありません。
これら日本製のランドセルが壊れて修理するようなことは実は稀なことなんです。6年間も使うのですから、安心できるランドセルとしてトップ3のランドセルや次に紹介したモギカバンやキッズアミのランドセルは信頼できます。
ランドセルを選ぶ時には、まずホームページを確認するのはもちろんのこと、カタログと素材見本を取り寄せてみましょう。そして素材の表面をコインでこすってみたり、水につけてみたり、引っ張ったり、ねじったりしてみましょう。
幸いクラリーノを中心とした人工皮革は、工房系の牛革、コードバンランドセルと違ってすぐには売り切れないので、じっくりと選ぶことができます。
5月や6月の販売開始と同時に売り切れたりするような工房系ランドセル以外は選ぶ余裕があるのがメリット。それでも早めから調査をしてみましょう。