小学校入学前に必要となる学習について
算数については別記事に書きましたから参考になさってください。その他にどんな準備が必要でしょうか。お勉強って1箇所がわからないと、そこに引っかかってずるずると分からなくなるものです。算数なんかはその典型ですからしっかり考えておいた方が良いと思います。ただお勉強は小さいうちから苦しみながらするものじゃないのでね。子供が本当に嫌がってたら、強制してまではやりません。
ただ学校は平等に教えてはいるでしょうが、分からない子のために長々と立ち止まってはくれないってこと。算数はその典型だから算数は集中的にやるべきって思います。英語もそう。分からなくなるとさっぱりになる。日本では英文法を重視し過ぎているのでね。それとかなり長い間ならってるのに簡単な会話すらできない(私もそうです 汗)のが普通って、何か教育方法が間違っていると思う。
小学校入学前の子に学習させるなら、やはり遊び感覚がいいと思うの。勉強って楽しいって条件反射を作ってやるのが大事、絶対にそう。入学前に勉強嫌いを作ってたんじゃどうしようもないからね。でもそこを親がいろいろ工夫できることって限界もあるんだと思う。
でも逆もあるから注意。それは準備し過ぎて学校で習う事は知ってることばっかりだと「つまらない」「そんなの知ってるよ〜」って学ぶ喜びがないどころか授業に集中しなくなってしまうってこともあります。それに先生のそんな事ばかり云う子供に対する心証は余り良くないですからね。
名前や時計を意識する
学校のペースはなんだかんだ言っても早いです。学習要領が変わって教科書のページ数は6年間で1,000頁増えてるんですから。正直スローペースの子は気になりながらも、すっ飛ばしていくのが授業だと思って間違いないでしょう。
しかし、自分の子供が理解が遅い、計算が遅いなどと思ってお母さんが焦って子供にあれこれ言っても、ろくなことはありませんから、ここはしっかり専門家に耳を傾けましょう。
小学校入学前に自分の名前を読み書きできるようにする
名前の読み方の練習について。
「さとう いちろう」なら
「さ」「と」とそれぞれの読みを一字ずつ読んで覚えさせるようにします。
そして遊びの要素を取り入れます。たとえば「さとういちろう」君の「う」は何処にある??って、字を当てて遊ぶように楽しく覚えるようにしましょう。
時計を読んで今何時何分かという事が重要というより、お父さんもお母さんも自分も時間の中で動いている事を知ることが大事です。そのためにも時計を意識するように
します。時計がどこにあるのかを教えて意識をさせる事から始めます。すると公園や街に出かけても時計を発見できるようになります。
家にはアナログの時計を用意します。デジタルの時計は時計を理解するには相応しくないので、アナログ時計で「3時のおやつ」の時の針の位置、夕食のご飯は「7時」で時計の針の位置と関連づけて生活と時間を意識させます。
「8時になったら教えてね」というふうに頼んでみると子供も張り切ることでしょう。