小学校入学準備品はタイミングを逃すことが無いように注意が必要です
小学校に入学するまでの準備はゆっくりで良い事もありますが、購入するものによってはチャンスを逃すこともありますから、計画的に行うことが大切です。
ランドセルの購入時期
1〜2年前まで、ランドセルの購入は8月ごろに始まり12月頃がピークでした。
確かにランドセルならどんなものでも構わないなら、それで良いのですが、人気のあるランドセルを購入希望するなら、比較的早く売り切れる事は知っておいて下さい。
売り切れる時期が年々早くなっています。
その年のランドセルは6月に発表されますから、6月から売れているんです。
このサイトでも6月に入って売れるようになりました。特に鞄工房山本は昨年の9月の売り切れが8月に早まりそうです。
お盆に祖父母に購入してもらう計画があるかもしれませんが、ランドセルによっては既に売り切れているでしょう。
情報は早めに調べておかないと後悔します。
子供の健康と机
このサイトでは子供の健康を考えた学習机を紹介しています。
机と健康と何の関係がとあるの?という反応が多いのですが、シックハウス症候群という言葉を聞かれたことがありますか?
子供達にアレルギーなどの健康問題が増えているのは、家の中の新建材だけではありません。
カーペット、カーテン、芳香剤、家具などあらゆるものに揮発性の石油系の成分が使われていることが原因の一つだからです。
6年間使い続ける机や椅子に化学合成の成分が使われていれば、ホルムアルデヒド、トルエンなどが揮発しそれを呼吸で吸うことになります。
子供の間が一旦アレルギーになるとその後色々なアレルギーを併発することになりやすい。
そのあたりのことをご両親も配慮されるとご家族全員の目には見えないけれど、健康対策になることでしょう。
机を揃える時期
1年生の間は机を揃えないという親御さんもいます。それも良いと思います。
食後にダイニングテーブルで学校の話を色々と聞きながら勉強させるのも、学校での様子もわかるし、親子のコミュニケーションにもなるからです。
一人で自分の部屋にいるのが怖い子もいるので、そういう場合も最初はダイニングテーブルの利用の方が本人もストレスがないでしょうね。
入学に合わせて用意しても全く構いませんが、学習机というものは2年生になって用意しても遅くはありません。
もし入学時に購入する場合は、人気の商品から売れるので秋ごろには問い合わせをしておいた方が良いでしょう。
学習机は良くある小学生用のサイズでは将来にわたって使うには狭いというのが私の考えです。
学年が上がるにつれ、中学校、高校に行くようになれば、机の上に参考書やノートを広げます。その時に小学校入学時の机が使えると思いますか?
相当我慢して使い勝手の悪い机を使うことになるでしょう。もし机が広めのサイズであれば、大学受験まで伸び伸びと狭さにストレスを感じなくて済むでしょうね。
我が家の場合は中学に入学した時に、夫がそれまでの学習机を広い天板に取り替えました。
広々とした机は学習の能率が高まるのでお勧めです。
写真の学習づくえは天板が115×60センチ。標準的な幅は100センチ前後です。⇒参考
また引き出しがワゴンとして独立しているタイプが良く売れています。
子供の成長に合わせてレイアウトが変更できるようになっている学習机も人気があります。
自分の荷物を整理整頓して、管理することは結構大事な事です。机に20~30分座っている能力も学習する能力の大前提です。
ところで「〜できなくちゃ駄目なのよ」と子供に言う事は、入学が楽しみでなくてストレスになるので逆効果になります。
学習準備
学習することは苦しいことだと思わせないのが入学準備期に必要な配慮です。
勉強嫌いになった子供が6年間学校に通う事はできるだけ避けたいものですね。
ご存知のように2011年から学習内容が増えました。ゆとり教育からの脱却が始まっていますので、学習ペースも早くなっています。
学校から求められる家での準備は、「自分の名前を読んだり書いたりできる」ようにしておくこと、和式トイレが使えるようにしておく(学校が和式トイレの場合)などがあります。
ハンカチの使い方、着替えられるなども求められるようです。
文房具
学校により違うでしょうが、鉛筆、赤鉛筆、色鉛筆、クレパス、筆箱、消しゴム、はさみ、のり、セロテープ、防災頭巾、粘土。それに体操着入れや上履き入れ、給食袋、音楽バッグなどが必要です。
子供はキャラクター物を欲しがるかもしれませんが、禁止している学校が多いようですので購入したとしても学校へは持っていけません。
子供がキャラクターに気を取られて、机の上で遊び始める事が多いことが禁止の理由です。
危機安全管理
学校説明会では、学校内の安全対策を聞いて下さい。実際に、学校内に誰が入ってくるか分かりません。
身元不明者が入り込まないために行っている危機管理体制の説明がなければ是非尋ねてくださいね。
防犯ブザーについては、ランドセルの肩ベルトの胸元部分にとりつけるタイプが学校から支給されるでしょう。
音の大きさ、電池が切れていないか、落としても壊れにくいか(我が家ではすぐに壊れました)確認してくださいね。
実際に使い方の訓練はしてください。そうでないと実際には使えないものです。
また大雨洪水警報などが出た場合、学校側が家族に迎えを要請するのかどうか、そういった事に関してルールがあるのかどうかも確認しましょう。
私の子供が通っていた小学校で、親に迎えに来るように依頼しなかったばかりに、子供が増水した川の急流に呑み込まれて死亡したという事故がありました。連絡体制などのルールが曖昧だったのです。