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ランドセルが破損したり修理ができない失敗例

ランドセル選びは定評のある(人気のある)ランドセルであれば、破損などは滅多にありません。

 

あるランドセル修理メーカーの情報では、管理している18,000点のランドセルの内、修理に出されるのは1年間で10点前後とのことです。

 

修理率わずか0.05%です。このように日本製で標準以上のランドセルを購入すれば破損は非常に少ないのです。

 

 

この修理メーカーに限定しますが、一番多かったのが安全ナスカンが壊れた外れた(外力により必然敵に壊れた)ケースだったそうです。安全ナスカンの性質上外れないと安全の関係上外力がかかると壊れるか、外れるかします。

 

上に書いたように絶対数は少ないですが、次の順番で故障が多かったそうです。

  1. 安全ナスカンが外れた・壊れた(厳密には故障ではない)
  2. 自動ロックが壊れた
  3. ファスナーの故障

 

外れた場合は直ぐに嵌(は)められますが、ララちゃんのように壊れる場合は、ランドセルメーカーに連絡すれば送ってくれます。

 

2番目は下にもあるようにオートロック機構だったそうです。3番目がファスナーの故障です。全体で見ると非常に少ないのが破損・故障です。

 

軽いランドセルを購入して失敗しました

軽いランドセルを買ったら肩ベルトが布だった

 

軽いランドセルが良いと思い肩のベルトの一部が布製のものを購入したら、捻じれやすくてとても扱いにくいものでした

 

軽いランドセルは耐久性に問題があって途中で破けてしまった例は珍しくありません。軽さ重視で選ぶとこのような問題が生じることがあります。

 

重いランドセルは子供の負担になるという誤解もあるようです。1,000gと1,200gの重さの違いは実際には余り関係ありません。

 

例えば、ランドセルが1,200gあったとしても、実際に背負うときには2~3sの教科書・ノートを入れるので、ランドセルの重さだけが200g違っても大した問題ではありません。

 

それよりも、体にフィットするように作られているランドセルの方が軽く感じます。実際の重量よりも「体感重量」の重要性が認識されてきています。
 

 

軽いランドセルを購入したら肩ベルトが壊れました

 

900g前後のランドセルの場合には、ランドセルの革の厚さを薄くしたり、重要な部品を省いたり、金属の部分をプラスチックにしたり、耐久性を犠牲にしたランドセルがあります。そんなランドセルを購入したら最悪です。

 

 

 
軽いランドセルを購入したがなぜか背中がしっくりせず痛くなりました。

 

軽いのと背負いやすいのは別問題です。背中にフィットするように作られていなければ、幾ら軽くても2~3sある教科書を入れて背負うと背中に違和感が出ます。

 

重さを重視するのではなくまず背中にぴったり適合しているかどうかを確認しましょう。

 

 

参考)小さな子には人気より小さい子用 ランドセルを選ぶべきですか
   人気のランドセル選びで失敗だった点について

 

メカニズムが壊れた

 

留め金ボタンを押して止めるタイプにしたら、3年で壊れました。
 
このような部分はシンプルでないと、故障しやすいと痛感しました。

 

オートロック機構が壊れるとランドセルが開かなくなる

 

カブセを自動で閉めるための自動ロック機構が壊れてしまいました

 

☆一時流行したオートロック機構は鞄のフタの閉め忘れで、ランドセルから教科書を外にぶちまけてしまう事を防ぐためのメカニズムです。

 

確かに便利なのですが、閉まったままで壊れてしまうとカブセが開かなくなり、教科書が取り出せなくなります。

 

そのようなリスクがあるので、できればもっとシンプルに子供がロックする仕組みの方が望ましいのです。自分でふたを閉める習慣をつける事も大事ではないでしょうか。

 

参考)自動ロック機構は必要ですか

 

 

背カンのプラスティック部分が壊れることがある

 

背カン部分が壊れた

 

背カンは肩ベルトとランドセル本体をつなぐ部分なのでかなりのストレスがかかります。だからかなりの強度が無いと壊れてしまいます。

 

信じられないかも知れませんが、ランドセルを軽くするために、背カンと本体の繋ぎ部分を質の良くないプラスティックで作っているものがあるので注意しましょう。

 

ただし、このサイトで紹介しているランドセルのプラスティックは工業用プラスティックですから、金属と同じレベルの耐久性があります。人気のあるランドセルは、ただ綺麗可愛いだけではないんです。

 

軽胃ランドセルが売れると考えている、粗悪なメーカーがそいういうランドセルを作っていますから要注意です。

 

参考)ランドセルの部分と名称

 

 

安全ナスカンが壊れた

 

安全ナスカンが壊れて修理する例が多いようです。(故障そのものが少ないので絶対数は少ないです。)

 

安全ナスカンは壊れて外れるタイプと、外れたら差し込んで再び使うというタイプがあります。

 

壊れて外れるのは、ある程度以上の力が働くまでは、やたらと外れないので当然といえば当然のメカニズムです。

 

一方で、外れたら差し込むタイプは、プラスティック部分の摩擦力が小さくなってきて、ちょっとした力が加わるとすぐに外れてしまいます。こうなったら、安全ナスカンごと取り替えになります。

 

 

修理ができない

 

 

修理に出そうとしたら、その店は既になくなっていた。

 

☆ランドセルは6年保証が普通になっていますが、確認してい欲しいのはその保証が直接メーカーに問い合わせてから送れば良いのか、あるいは日本ランドセル工業会の保証なのかということです。

 

売ってもらったお店が無くなっていても、保証書があれば修理を受ける事ができるので、保証書は決して無くさない事です。

 

町のショップで購入するのであれば有名なお店の方が安心できます。ただし、保証書を無くしても親切なショップであれば、ランドセルメーカーに連絡を取ってくれるかもしれません。

 

ネット購入であれば何処に引っ越そうがネットのお店に購入履歴があるので、連絡さえすれば問題はありません。

 

参考)ランドセルの修理と保証の内容

 

 

保証書がなくなった

 

☆店舗にでかけて購入した場合は、保証書を無くしてしまうと購入した証明ができませんので修理は有料となるでしょう。

 

ネット購入の場合にはネットのショップに注文票が残っているので、保証書を無くしても保証は受けられます。(フィットちゃん確認済み)
参考)ランドセルの修理と6年保証の内容を比較

 

購入したいランドセルが売り切れていた

 

購入したいランドセルが売り切れていた

 

 

☆人気のあるランドセルは年々早く売り切れる傾向があります。6月に新作が発表されると、8月末には売り切れるメーカーもあるぐらいです。

 

お正月ぐらいには人気のあるランドセルは全く残っていないでしょう。早めに調査して購入した方が後悔は有りません。

 

 

参考)ランドセルの購入記事について

 

 

ランドセルを選ぶなら読んでね

 

 

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