小さな子には人気より小さい子用 ランドセルを選ぶべきですか
早生まれの子供は小学校に入学するときご両親は心配されます。
小さな体に人気はあっても大きなランドセルを背負わせるのが可哀想で耐え難いと思うのは親御さんならではの思いですね。1,000g程度のランドセルでも重いと言われて戸惑ってられるんですね。
子供は直ぐに成長します
しかし、身長が110センチにもならないお子さんでも成長してすぐに平気になりますよ。半年もすればかなり成長するので心配ないはずです。
もし不安なら学校と相談してみられたらどうでしょうか。先生は沢山の子供たちを見てきているので、小さな子供がどういうランドセルを選んできたか色々と知っておられます。
小さくても案外と人気のある普通サイズのランドセルを背負ってきて直ぐに慣れた子もいるかもしれません。まだ幼稚園生でも実際に学校に出向いて相談されたらどうでしょうか。
軽いランドセルは壊れやすい事もあります
ここで注意したいのは、1,000gが重いと言われたからといって、800gのランドセルを選んでしまえば、壊れやすいランドセルの可能性が高くなります。
そこまで軽いと色々なところを省いてある可能性があるからです。金属でないといけない部分がプラスティックだったり、革の厚みが半分だったり、肩ベルトが千切れやすかったりなど、問題が色々と起こる可能性があります。
少し前まで600g台のランドセルもありました
今は作られていないと思いますが、600g台の重さのランドセルがあった時もありました。このランドセルが今は廃れているのは、軽いだけで丈夫さに問題があり、薄っぺらな素材だったからです。
小さく作ってあるランドセルは今は殆どありません。あっても成長すると買い替える必要がありますから、ホントに小さなうちは他の入れものを使うか、普通のランドセルを背負ってもらうかです。ある程度は子供自身を鍛えるつもりで頑張ってもらうのも教育です。
余りに過酷であればかわいそうですが、可哀想と思いすぎて頑張れない子供になっても失敗です。判断が難しいところですが、どちらでも選べますから、お子さんの事情と照らし合わせて考えてみて下さい。
身長が100センチあるかないかの子供の場合
ただし身長が103センチで14Kgしかないような子では、確かにランドセルは軽いものを選んだ方が良いでしょう。
場合によってはランドセルに替わるものが必要かも知れません。私の同僚が小学校1年生の時一番小さくて、ランドセルを背負っただけで後ろに体が持って行かれたそうです。とりあえず、1,000g程度のランドセルが萬勇鞄にあるので検討してみてください。⇒ 萬勇鞄記事一覧。
2016年度から萬勇鞄は大容量化して1,200g程になってしまいました。現在は人気のランドセル、フィットちゃんのあい・愛ティアラa4クリアファイルサイズが1,080gとおすすめできるランドセルの中でも比較的軽い方です。a4フラットファイルになると1,180gあります。ただ、軽い=背負い安いでは無い事に注意しましょう。
一昔前なら一周り小さなランドセルもありましたが、A4サイズの教科書になってからはランドセルの大きさはA4サイズの教科書が入る大きさに統一されたんです。
中にはA4ポケットファイルの入るランドセルさえありますね。身長が100センチ前後の子供さんは軽量とはいっても普通のサイズのランドセルは少し酷かもしれません。
是非学校と相談されて、入学時はランドセルではなくて、リュックや軽い鞄を使わせてもらってください。実際にそうされた方もおられますので早速入学予定の学校に赴いてみて下さいね。
また「ナップランド」というランドセルは650gで超軽量のようです。「ナップランド」で検索すると該当ホームページが出てきますよ。できましたら、人気のランドセルを背負わせた嬉しそうに学校に通われることを祈ります。
また半かぶせの横型ランドセルの特注品として作ってもらうという方法もあります。
ララちゃんランドセルには「ティティ・エ・ティティ」という半かぶせランドセルがあり、オーダーメイドを扱っています。
小さいと言っても110センチぐらいあって元気な子なら、最初に書いたように、軽量のランドセルで良いのではないでしょうか。軽量のランドセルというのは900g程度ということです。
それより軽いと耐久性に問題があるかもしれません。子供は成長が早いですから意外に半年ぐらいで軽々背負うようになったりします。そんな時子供の成長を頼もしく感じます。