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おすすめの工房系のランドセルを教えて下さい | 天然皮革の風合いが好きです

落ち着いた印象のランドセルを購入するつもりです。そうなると工房系のランドセルと考え、第一候補として考えています。おすすめの工房系ランドセルをアドバイスしてください。

人気のランドセルの中からじっくり選んでいた時代から、早期に選んで購入しないと売り切れてしまう時代になりました。特に工房系のランドセルは、売り切れないうちにと早期に購入する傾向が強くなっています。

 

ここで押さえておきたいこと。それは工房系の多くが「鞄」という名前のように、最初からランドセルを製作していたわけではないことです。工芸品のような高品質の鞄を作る技術には優れています。

 

しかし一般的には、ランドセルを徹底的に研究しているのは萬勇鞄のような工房系よりも「セイバンのような専門系ランドセルメーカー」の方です。ランドセルとしての機能は工房系よりも専門系の方がワンランク上だということです。

 

ただ、最近は工房系も専門系の研究開発した技術や知識を取り入れているので、かなり専門系に近づいています。それを承知のうえで、高品質の工房系ランドセルを選んでください。

 

工房系ランドセルを選ぶ理由

 

  • 丈夫(手縫い仕上げ)
  • 丁寧な縫製
  • 自然の風合いを楽しめる
  • 高級感
  • 良質な革
  • 内装も素敵
  • 6年間のしっかりとした修理保証
  • 希望すれば工房の作業を見ることができる

 

時間をかけて徹底的に吟味してから購入したいところですが、購入を決心したときにはそのランドセルが売り切れていたという事になりかねません。

 

2019年度時点のおすすめできる工房系ランドセルメーカーは次になります。それぞれ独自の特徴がありますが、最後はお父さん、お母さん方の好みになるでしょう。

 

  1. 萬勇鞄
  2. モギカバンのランドセル
  3. カバンのフジタのランドセル
  4. 村瀬鞄行
  5. 鞄工房山本
  6. 池田屋ランドセル
  7. 黒川鞄工房
  8. 土屋鞄
  9. 中村鞄製作所

 

紹介する工房系のランドセルは,いずれもおすすめできます。そのため早期に売り切れる可能性はありますが、ここ以外にも技術的に同等レベルの工房系ランドセルは沢山あります。だから「売り切れる!」と余り焦ることは無いと思います。

 

良いランドセルはたくさんありますし、多くの工房で職人は高度の技術を持っています。良く調べないうちに焦って購入しないことです。。
工房系ランドセルというふうに、一括りで考える傾向がありますが、実際には工房によってかなり違いがあります。

 

東京あたりの工房系は、1万本以上のランドセル製作をしていることが多いです。実質的に大量生産的な工房になります。それに比し名古屋より西はどちらかというと一つ一つを時間をかけて職人が手作りしている傾向があります。

 

 

もちろん地域ではっきりと区切れるものでもありません。即日売り切れるYは1,4000本以上の大量生産的な工房系にはいります。それに比べると富山の黒革鞄工房などは少数を手作りしています。

 

もちろん大量生産的な工房の質が落ちることも言えません。工房系はどちらかというと背負う機能よりも天然皮革の良さを重視、大量生産的な専門メーカー(セイバンなど)は背負う機能を重視するという大雑把な区別はあります。

 

 

萬勇鞄のランドセル

萬勇鞄

 

2019年度は5月12日(土)ネット販売開始です。

 

萬勇鞄は1950年度名古屋でランドセル製造販売を開始。職人の技術レベルが高く、美しくしっかりとした丈夫なランドセルには定評があり、有名なY工房と同等です。

 

素材は自然皮革の牛革、コードバンそれに人工皮革のタフガードの3種類を使用。手縫い仕上げとミシン縫製をうまく使い分けて、しっかりとした丈夫なランドセルを製作。

 

萬勇鞄のホームページ

 

萬勇鞄の特徴

萬勇鞄

 

  • 3種類の素材で同じ名前のランドセルを製作。
  • 全てのランドセルが手縫い仕上げ
  • 全てA4フラットファイル対応。
  • 内寸:横幅235(240)奥行120×高さ320mm
  • 重さ:タフガード1,200g、牛革1,400g、コードバン1,500g
  • 学習院型と3種類のキューブ型
  • 鞄工房山本とそん色ない
  • 収納力(容量)(特にキューブタイプ)に優れている
  • 工場の見学が可能
  • 2017年度オーダーメイドがなくなりました。
  • 男の子向け :¥55,080円〜¥79,920円
  • 女の子向け :¥55,080円〜¥79,920円

 

 

 

 

 

モギカバンのランドセル

モギカバン

 

2019年度は6月7日ネット販売開始です。(直営店は4月7日)

 

 

モギカバンの創業は1929年ですから、昭和の初期からの老舗になります。自然皮革を中心に人工皮革でも素晴らしいランドセルを製作。

 

皇室御用達の大峽製鞄とのコラボランドセルを作るなど、つねに研究熱心で伝統を守りながらも新しいことを取り入れています。

 

鞄工房山本は過剰なプレミアがついて販売開始の日に即完売します。鞄工房山本を買い逃し悔しい思いをした時には、このモギカバンを思い出して下さい。

 

モギカバンの技術もセンスも素晴らしく、これからプレミアがついてくるでしょう。今までは群馬県内での取扱だったのですが、インターネット販売に本格参入してきたので、今なら割安価格で購入できます。

 

 

MOGIオリジナルランドセルホームページ

 

 

モギカバンの特徴

 

  • かなり早い時期からA4フラットファイルランドセルを製作し始めた。(進出性)
  • 自然皮革はスムースで発色に重点を置き、ボルサで傷に強いランドセルを製作。
  • 深みのある美しい発色
  • プリズミックス以外の全てのランドセルの背あてと肩ベルトにソフト牛革を使用
  • 女の子のブランドが2つあります。(プリズミックス、プラチナ)
  • 収納力が抜群 内寸:横幅238×奥行(大マチ)135×高さ310mm(大容量)
  • 重さ:人工皮革:1,200g、牛革:1,400g、1,330g、1,350g、コードバン1,400g
  • 女の子のランドセルのデザインと色が他に見たことが無いほど素晴らしい。
  • 同じレベルの他のメーカーと比べると割安

 

 

 

 

 

カバンのフジタのランドセル

カバンのフジタ

 

山形県のランドセルメーカーです。雪国の道路の登下校の危険性を重視して、ランドセルに安全のための配慮を色々と取り入れています。

 

左側に安全ナスカンが無いのは、車、自転車に巻き込まれるのを防ぐため。キューブ型で大容量なのは、転倒した時に手を付つけるよう、荷物をランドセルにすべて入れる配慮などです。

 

カバンのフジタホームページ

 

カバンのフジタの特徴

 

  • 牛革・コードバンも人工皮革も全てがキューブ型
  • キューブ型でもとても頑丈な構造
  • A4フラットファイルのキューブ型ランドセル
  • 大容量でも見た目はA4クリアファイルランドセル
  • キューブ型ランドセルの中でもトップクラスの大容量
  • 全てのランドセルの肩ベルト・背あてにソフト牛革を使用という割安感

 

 

 

 

 

村瀬鞄行のランドセル

村瀬鞄行のランドセル

 

創業60年以上にわたり、本物の手作りでランドセルの国内製造を続けています。

 

現在は職人の高い技術と機械と道具を上手く組み合わせて、素材の厚みを薄くしないで丈夫な美しいランドセルを製造。

 

菊寄せと手縫い補強、角革刻み加工、背あてとカブセ、背あてと大マチの縫い合わせなどは手縫いで一つ一つ仕上げています。

 

匠プレミアム
徹底的に使う側の立場に立ったランドセル作り。特に素材には手を抜かず、雨対策も万全。

 

そのため牛革ランドセルでも1,500gありますが、背負って軽いランドセルづくりをしているために購入された方の評価はとても高いです。

 

人工皮革の軽量モデルも揃っています。

 

村瀬鞄行渋谷店ショールームを訪問しました

 

村瀬鞄行の特徴

 

  • 素材の厚みを重視する丈夫なランドセルづくり
  • 刺繍の針穴から雨が滲み込まない対策
  • デザイン性の高さには定評があります。

 

 

村瀬鞄行のホームページ

 

 

鞄工房山本

鞄工房山本

 

 

特に鞄工房山本は2016年は8月末で発売日に売り切れてしまいました。

 

(2015年度は販売開始から1か月の7月中旬には売り切れました。)手に入りにくいのでこの順番の紹介となりました。

 

2018年度も同じ状況になるかもしれません。鞄工房山本にプレミアムが付きすぎているのね。そんな感じです。

 

 

鞄工房山本が売り切れたとしても、ミキハウスで山本のランドセルを販売しています。

 

 

革の裁断面がお洒落と強度のためにニス仕上げになっています。

 

 

お洒落でカジュアルなランドセルが多く、派手ではないシンプルなデザインです。

 

女の子のランドセルにはコスモスのデザインも取り入れられています。じっくりと落ち着いた可愛らしさがあり大人好きする味のあるランドセルです。

 

 

鞄工房山本のホームページ

 

 

鞄工房山本の特徴

 

  • 芯材がとても丈夫。
  • ランドセルの内装もとてもお洒落。
  • 高価なランドセルには高級感のあるネームプレートがあります。
  • 購入者特典として雨カバーが貰えます(防水性は抜群の天然皮革ですが。)
  • 工房内を見学できるし、遠くからの見学には休憩できる部屋が併設。
  • 6年間の修理保証は信頼が高いです。
  • コバ塗りが剥がれるのは、本来自然なことです。普通は修理の対象にはなりませんが、鞄工房山本では無料で塗り直してくれます。
  • コバ塗りカブセは鞄工房山本の技術水準の高いからできることです。
  • デニム調を牛革表面に加工している
  • オリジナルの金具に手を抜いておらず高級感がある
  • 2016年度から全てA4フラットファイル対応になったので、A4フラットファイル以外の荷物も沢山はいるようになった。
  • 2017年度、需要があり過ぎて購入できない方に配慮して人工皮革ランドセルを男女1種類ずつ追加。仕上がりまでの時間が短く済むので生産量が増えるのがメリット。以前人工皮革ランドセルを生産していたことは殆どの方は知らないでしょうね。人工皮革のノウハウも蓄積されています。
  • 男の子向け :¥49,000円〜¥179,000円(税込)
  • 女の子向け :¥59,000円〜¥179,000円(税込)

 

池田屋ランドセル

 

 

 

 

 

池田屋はとにかく子供たちが使いやすいランドセルを製作しています。

 

その1点を中心に据えて色々な工夫を生み出し、ユニークなランドセルを製作。子供たちへの愛が感じられるランドセル。

 

【池田屋ランドセル】の詳細を見る

 

池田屋のランドセルの特徴

 

土屋鞄

  • 一つのランドセルに人工皮革、自然皮革各素材の長所を生かす。
  • 針穴からの雨の浸入予防のために刺繍をしない。
  • 肩ベルトは立ち上がっていない。
  • 抜群の耐久性
  • 金属より強い樹脂
  • 肩に優しい肩ベルト
  • 背カンの動きがフィット感を向上
  • 蒸れない背あて

 

参考) 工房系ランドセル池田屋のランドセルと口コミ

 

黒川鞄工房

 

 

明治時代から続く伝統ある革工芸の工房です。その中の商品であるランドセルはロングセラーとなる商品です。

 

素材は厳選され、手縫いを中心として140もの工程でランドセルを製造しています。

 

6年間使用したランドセルをリメイクしてくれるので思い出としていつまでもとっておけます。

 

黒川鞄工房の詳細を確認する

 

黒川鞄工房の特徴

 

 

  • 革を厳選して選んでいる
  • 機能が豊富
  • 高級なヌメ革のランドセルもある
  • 内装デザインは女の子好みのハートやチェックなど、外装の雰囲気とはまた違っているのも良い
  • 手縫いを中心に手作り感を大事にしている
  • 6年間の修理サポートつき
  • 落ち着いた色使い(発色技術には定評があります)
  • 色は11色。自然皮革で11色は多いですね。
  • A4クリアファイル対応のみです。。;

 

 

土屋鞄のランドセル

 

 

昭和40年といいますから1960年にランドセル作りを始めたので、工房系の中では歴史は古くはありません。

 

現在は鞄や革製品などの一商品としてランドセルを製作しています。

 

手作りランドセルの技術は高く、高級感が漂っているのはデザイン性の高さと素材およびその加工技術の高さを物語っています。

 

 

古典的な雰囲気のデザインですが、美しいです。大人でも背負いたくなる逸品だと思います。

 

A4クリアファイル対応のみでしたが、2019年度にやっとA4フラットファイル対応になったのは朗報。。

 

 

土屋鞄のホームページ

土屋鞄のランドセルの特徴

 

 

  • 2019年度にA4フラットファイルに対応しました。
  • 小さな傷など一つも見逃さない徹底した革の管理
  • 重要部分は必ず手縫い
  • 芯材がとても丈夫
  • 6年間の修理保証
  • とにかく高級感のある形・デザイン
  • 配色も落ち着いて味がある
  • 金具も高級感が漂う、派手さのないアンティーク風
  • 高級ヌメ革ランドセルもあります
  • 内装デザインがなかなかお洒落で他のランドセルより一歩抜きんでている
  • 購入特典として雨カバーがついてきます
  • 工房の見学ができます。
  • ベーシックモデル :¥62,000円(税込)
  • コンビモデル   :\68,000円 (税込)
  • プレミアムモデル :¥70,000円(税込)
  • アンティークモデル :¥72,000円(税込)

 

中村鞄製作所

創業は1960年ですから、ランドセル工房の中ではそれほど古い工房ではありません。20人の職人で1万点以上のランドセルを製作する工房系の中でも大量に生産する傾向があります。

 

シンプルなデザイン。コンビデザインの色使いが素敵です。カブセとランドセル内部のカラーが同じになっているのも特徴。

 

ベルエースという人工皮革は、傷のつきにくい特別の素材です。例年10月末まで早期割引あるので、検討するならこの期間に。

 

中村鞄製作所のホームページ

 

中村鞄製作所の特徴

 

中村鞄製作所 

 

  • 牛革、コードバン、ベルエース
  • 六価クロムメッキ不使用
  • 背あてはソフト牛革(NASA開発のクッション材)
  • 本店以外にショールームが無い
  • 牛革ランドセルの価格:56,000〜58,000円 比較的安い
  • コードバン:80,000〜82,000円 比較的安い

参考記事) 中村鞄製作所のランドセルの特徴と口コミ・評価
中村鞄製作所のショールーム訪問記

 

 

あるママの感想

 

 

工房系を見て回った私の個人的感想なんだけど、
鞄工房山本のランドセルは、お洒落で切れのあるスタイルがカッコ良かったです。安全なナスカンも良く考えてあって、色もとても良かった。

 

黒川鞄は、鞄工房山本のようなカッコ良さは無いけれど、機能的には抜群だと思いましたね。ただA4フラットファイル対応ではない1点だけ残念です。(*注 現在はA4フラットファイル対応があります。)

 

萬勇鞄は職人の魂を感じます。朴訥(ぼくとつ)だけど美しい。他のランドセルに比較して割安です。技術レベルも高く他と比較して同等だと思いました。

 

土屋鞄、これはとにかく美しい。機能的にも申し分なしです。やっと2019年度にA4フラットファイル対応もなされました。(*2019年時点では土屋鞄も黒川鞄もA4フラットファイル対応ランドセルを製造中)


 

 

色んな工房系を回ってみました。それで気づいたこと。工房系ランドセルは手作りの良さを声を大にして宣伝していますが、多くが「鞄工房」という名前のように「天然皮革で鞄」を造っていた会社がランドセルづくりに乗り出したという経緯があります。

 

私の知る限り、最初からランドセルだけを作り始めた「工房系」はないという事に気づきました。工房系というからには、天然皮革を知り尽くして美しいカラーで彩る、工芸品のような作品。それがそのままランドセルづくりの中心になっているようです。

 

工房系のランドセルは、「フィットちゃん」や「セイバン」のように長年をかけて「子どもたちの背負いやすさ」を追求して来たわけではないと思うんです。

 

背負い安さは「フィットちゃん」「セイバンのランドセルを参考にして取り入れている。だから工房系ランドセルは「背負う機能」重視ではなく「天然皮革の良さを生かした作品」としてのランドセル。

 

それを良く知った上で工房系のランドセルと量産系(セイバンなど)のランドセルとを区別して選ぶべきだと結論にいたりました。

 

もちろん天然皮革の美しさと背負い安さの両方を併せ持つ工房系も多いのですが、「背負う機能」を特に重視するなら「量産系」の長年研究してきたメーカーにした方が良い、これが私の結論です。


 

参考) >>工房系ランドセル土屋鞄と口コミ

 

 

 

 

 

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土屋鞄は量産工房系ランドセルの主役 | メリット・デメリットの特徴と口コミ
工房系ランドセルを作っている土屋鞄の情報です。ポリシーは子供らしい雰囲気ではなくい大人の漢字を出しているそうです。
工房系ランドセルを動画で比較する
動画で工房系のランドセルを比較しましたす。鞄工房山本と萬勇鞄をはじめとして色々とあるので参考にしてください。