コードバンのランドセルについて色々な情報が欲しいです
そこで実際にお子様が現在使っている場合、6年間使用した場合などでキズの問題や、使用感、丈夫さ、などなんでも良いので情報が欲しいです。
祖父母がコードバンを主張して購入
6年間手入れもせずに使いましたが、全く傷もつかず綺麗な状態です。新品だと言っても通用するほどです。
このランドセルは息子が6年間使い通してきましたが、元々は祖父母が購入してくれたランドセルです。
祖父母はランドセルは何といってもコードバンに限ると言って購入。重いだろうなと思ってましたが、やはり重いです。
でもこの重さはすぐに体も発育して力もつくので最初のうちだけ気になっていたぐらいです。
背負っている息子が重いといった事はなく、背中にぴったりして背負いやすかったのかな。持って重いとすぐに重いからやめておこうというのも間違ってるかもしれませんね。
牛革ボルサよりもコードバンの方が傷に強いのは本当?
牛革ボルサとコードバンのどちらが良いか悩んでいた人がいました。
その悩みは次のようなものです。
「コードバンが良いというけど、牛革ボルサを爪でこすっても傷は付かなかった。なのにコードバンは跡が残った。
本当にコードバンは傷つきにくいの?価格はコードバンの方が貴重だからかなり高いというのはわかるけれど、本当に耐傷性が高いのかしら?」
こういった悩みはよくあります。悩みというよりも情報が無いので判断がつかないのですね。
それだから色の発色に深みがないのも欠点です。まあ、それほどは目立たないというか、殆どがそういうボルサなので誰も気づかないだけです。
このボルサの牛革は、表面を合成の被膜でコーティングしているので、強く見えるけれど雨にそれほど強いとも言えません。
メンテナンス要らずというのは言い過ぎで実際には定期的にメンテナンスが必要。そうしないと綺麗に使えません。
明らかに、牛革ボルサよりもコードバンのほうが傷にも引っ張る力に対しても強いです。それに美しいです。
コードバンとはどういったものでしょう?
コードバンとはランドセルの自然皮革素材の中でも特に美しく、丈夫な馬のお尻の革の事です。この馬は農耕馬のお尻の一部から採られていました。現在は農耕馬がいないので、食肉用の馬から採取されているようです。
世界で1か月で数千頭しか採れないといいますから、希少な素材です。普通の革のように皮膚表面の部分は使わないそうです。とても美しい革なので宝石に例えられることもあるぐらいです。
肌理が細かいので触れると吸い付くような、滑らかな手ざわりです。牛革の風合いとはまた違った繊細かつ強さを感じる素材の魅力はランドセルにも大いに生かされています。
美しい風合いや艶などが良く言われますが、相当丈夫な素材でもあり牛革の3~4倍の強さがあると言われます。
臀部は分厚い革に守られていて、厚さが2mm程度もあるので繊維を丁寧に裏側から削るのです。
相当に手間暇がかかる作業であり、この削るなどの技法が宝石を掘り出すのに似ているために革の宝石とも言われています。
コードバンの手入れ
コードバンを使い始めた時には少し固い革だなと感じるのですが、使い込むと馴染みます。牛革とはまた違った色合いとか風合いなどが独特にになります。日常の手入れは、乾いたやわらかい布で、ホコリを落とすぐらい。
あとは雨に濡れた時にも乾いた布でふき取るぐらいです。あまり力を入れてゴシゴシしないようにしましょう。やさしくなでるようにして何度も拭きとる感じです。
鞄工房山本のコードバンの原産地などについて
ヨーロッパ原産(ポーランド、フランス)の現革を世界的な新喜皮革で鞣したものを使用しています。非常に質の高い高級品です。牛革の風合いとは全く違って美しいという形容がピッタリです。
鞄工房山本のコードバンのランドセル
- オールコードバン
- オールコードバン 夢こうろ染
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- コードバン・レイブラック
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室内では黒〜深紫に見える革色が、不思議な事にお日様の下では赤みを帯びたワインのようです。 |