牛革ランドセル女の子人気ランキング | 工房系と専門系メーカー
牛革ランドセルは少し重いという理由で敬遠されていましたが、ランドセルの改良により背負って軽く感じる牛革ランドセルが増えています。
昔と違って最近の牛革ランドセルは撥水性はっすいせい=水をはじく能力が高かったり、防水性があったり=水が染み込まないように防水剤を染み込ませています。
牛革は吸湿性と通気性にも優れているので、雨の日も暑い夏にも背負っていくランドセルにはぴったりの素材といえます。
大事なポイントは、手に持って重いと感じても背負ってみると分かること。牛革など重い印象のある自然皮革でも、体にフィットするランドセルはその軽さに驚くほどです。
メーカーによってフィット感は違いますし、背負う子の体型によって左右される部分でもあります。
萬勇鞄 クローネ ティアラ(ルビー×ジュエルピーチ) | ||
1位に選んだ理由ボルサ牛革を使用。発色性はスムース牛革に比べ少し落ちますが、逆に傷つきにくい特徴があり、扱いやすくまだランドセルに慣れない小学生も安心して使える高級ランドセルです。
両側の大マチや窓枠、カブセの裏にはたくさんの王冠(ティアラ)とハートがいっぱい。
女の子なら大好きになりそうな要素が一杯詰め込まれています。
ルビーとジュエルのカラーの組み合わせが素敵でしょう。お姫様になった気分が味わえる夢見心地の牛革ランドセル。
10社以上のランドセルを検討した結果、ピンク系のランドセルで最も美しかったのが、萬勇鞄のルビー×ジュエルです。
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価格 |
内寸 |
重さ |
66,960円(税込) |
横幅235×奥行120×高さ320mm |
1,400g |
モギカバン ユニバーサル | ||
2位の理由牛革スムースの発色は抜群に綺麗で割安。17色もある選択の広さも優れていてお気に入りが見つかるところを評価しました。
キューブ型ランドセル。モギカバンの全ての機能を備えたランドセル。すっきりしたオシャレなランドセルとカラーが特徴ですね。
何と言ってもモギカバンの牛革スムースの赤の発色の素晴らしさです。綺麗で惚れぼれするランドセルです。
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価格 |
内寸 |
重さ |
58,000円(税込) |
横幅240×奥行130×高さ310mm |
1,350g |
天使のはね HOMARE プレミアムレザー | ||
3位の理由シンプルなデザインの仕上げがとても丁寧で美しく製作されています。1位でも2位でも通用します。色があせずに美しいまま使える製法ですが、色数が少ない。もう少し価格が低ければと思います。
装飾をなるべく省きシンプルさが美しい。その方が牛革の自然な風合いが段々と出て美しいランドセルになります。
高額で重くても、背負いやすく軽く感じる工夫がいっぱいあるセンスの良いランドセル。2位以上の価値も十分ありますね。
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価格 |
内寸 |
重さ |
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横幅235×奥行115×高さ310mm |
1,490g |
カバンのフジタ アップリカ | ||
4位の理由全キューブ型のランドセルのフジタの中でも特にカワイイランドセル。ピンクがテーマになっています。
可愛い牛革ランドセル。牛革のキューブ型ランドセルなので、内寸はA4フラットファイル対応でも小さく見えます。
丈夫で雨に強い、北米の寒冷地で育った牛の表皮を使っています。風合いとシボ加工で傷が目立たず、革の風合いを活かした防水加工もされている可愛らしいランドセルですよ。
水色にピンクのフチどりが可愛らしくて綺麗です。 |
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価格 |
内寸 |
重さ |
68,000円(税込) |
横幅235×奥行130×高さ315mm |
1,350g |
キッズアミ フレンドリーレザー |
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特色:環境に優しい、子どもに優しい牛革を使っています。全てが日本産。たくさん入って軽いキューブ型。
フラットキューブ型ランドセル。牛革のフラットキューブ型は珍しい。
革をなめす時に使用する化学薬品を一定の基準内におさめている「日本エコレザー基準認定マーク」を取得。
革の原産地も完全に日本産です。型崩れに強いナース鞄工オリジナルの「パワフルガード」を使っているので頑丈です。
牛革の中では、セイバンと同様かなり高額なのがちょっと残念。
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価格 |
内寸 |
重さ |
72,360円(税込) |
横幅235×奥行120×高さ310mm |
1,310g |
牛革のなめしについて
革を柔らかくすると書いて「鞣(なめし)」といいます。革というのは、「皮膚」だった「皮」を何らかの役立つ使えるものにしたもの。それが鞣(なめし)です。
牛革は単に牛の皮膚を剥いですぐに作られるものではなく、皮が革になる工程として鞣(なめし)が必要です。
鞣(なめし)をする業者はタンナーと言います。ヨーロッパが主流と思われていますが、日本にもたくさんの鞣(なめし)をする業者がいます。
日本では、姫路、関東では浅草に多く存在しています。だから牛革やコードバンなどの鞣(なめし)は日本に優秀な技術者がたくさんいるんです。
鞣(なめし)とは
そのままの皮では腐ったり、水分が抜けすぎて固くなる。だから皮のコラーゲンに鞣し剤を結合させて安定した「革」に変えることが鞣(なめし)です。
なめし剤は「タンニン」と「クロム」が主になっていますが、タンナーのオリジナリティがあるのが鞣し剤です。
そのような鞣(なめし) が終わってから様々な色に染められたりして、工房系ランドセルメーカーで加工されてランドセルになります。
最近は鞣(なめし)が注目されて、ランドセルのデザイナーや販売店が直接タンナーとやりとりする事が増えているようです。