刺繍の入ったランドセルの耐久性について知りたい
可愛らしく美しい刺繍のランドセルは沢山あります。ランドセルの部位にはカブセだけでなく、マチの部分、前ポケット等があります。
刺繍の模様やデザインは花やハートであったり、うさぎ、王冠や音符など様々あります。
ここで問題としたい事は、刺繍の糸が擦り切れたり、ほつれたりすることは無いのかということと、刺繍を施した部分から雨や水分が浸み込む事が無いのか刺繍は雨に強いかどうかということです。
刺繍糸の情報がないホームページ
ランドセルメーカーのホームページを覗いても、刺繍に使っている糸の種類、耐性についての説明はありません。そういう理由で刺繍のデザインや縫い方と手ざわり以外には判断する情報がありません。
6年間使うランドセルはかなり過酷な条件で使う事を前提ですから、それを前提として刺繍がされているのなら、その情報を載せて欲しいところです。
縫い方によっても耐久性は違うので「タタミ打ち」という縫い方がかなり耐久性が高いようです。
刺繍のほつれ
左はあるメーカーのランドセルの刺繍部分ですが、桃色の糸がほつれています。6年間使用の間にかなりホツレテしまう可能性もあります。
この刺繍方法が何というのかは分かりませんが「タタミ打ち」などほつれに強い刺繍方法があるようです。
糸は何度もこすれるでしょうから、素材そのものの摩耗性も大事になります。各メーカーの刺繍がどの程度耐久性があるのか雨に対してどうなのか、わかった時点で更新していきます。
各メーカーの刺繍について
各メーカーの刺繍については公式サイトには殆ど情報がなく、刺繍の耐久性についても不明です。
ララちゃんランドセルの展示会でそのことを尋ねると、糸の耐久性や雨にも強い事を言われていました。他のメーカーについても調査でき次第掲載します。
刺繍が汚れた場合、どうすれば綺麗になるの?
中性洗剤を薄めた水を含ませた布で汚れをふき取るようにします。大事なのはその後洗剤成分が残らないように水拭きをします。
この時にあまり強くゴシゴシとこすらずに根気よく洗剤成分を取り去ったら最後はカラぶきをします。
フィットちゃん
普通の刺繍だったら、地面や壁、机などに直接触れて傷む可能性があります。 しかし、フィットちゃんのランドセルの刺繍は「チリ構造」で 直接には机などに触れないので、痛みにくい刺繍です。
普通の使用範囲ではほつれや糸が切れる事はないでしょうが、オンラインショップ、もしくはショールームで購入したランドセルについては、そのような状態になった場合は、無料で修理してくれます。(故意の場合、もしくは故意と思われるような状態の場合は、当然ですが有料になります) 刺繍糸はミシン用の刺繍糸です。
刺繍は「タタミ縫い」で縫われている部分もあります。 針孔から雨が染み込むというような事例や報告は今のところないようなので大丈夫でしょう。 上糸、下糸の2重構造でほつれにくくもなっています。 縫い目から雨が沁みこむ可能性はあります。塗れたら陰干ししましょう。 |
萬勇鞄
2016年4月。情報を入手したので掲載します。 刺繍糸はパールヨットというものです。 擦れに対しては、摩擦やひっかけにより、ほつれる可能性があります。
ラインストーンや刺繍は6年保証の対象ではありません (これは何処のメーカーもそうです)
刺繍はタタミ打ちの個所もあり、商品によって差があります。
それは刺繍に限らず、ランドセルの縫い目全てについていえるので、 濡れたらカブセを開けた状態で陰干しします。
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ララちゃん
耐久性があり、雨にも強い刺繍で水が縫い穴から入ることはありません。 (展示会で説明してもらいました)
ランドセルの縫い目からは雨が沁みこむことはあります。 |
鞄工房山本は刺繍を使わない
コスモスのモチーフは縫い付けられていて、 |