ランドセルの底板が固定されていない理由
ランドセルの底にある板のようなものは何故固定されていないのでしょうか。
ランドセルの底(樹脂)にある板が全く固定されておらず、外れている理由に疑問を持たれる人もいるようです。中には固定されていない事に対してクレイムを入れる人までいるようですね。
ですが大抵の人はそういうものだという認識でしょう。昔は板というようなものでなく、中敷きという感じのかなり柔らかい素材でできていました。
底板が外れる状況は、ランドセルをさかさまにして教科書を出したりすると底板が外に飛び出します。
これを邪魔くさいと思っているということでしょうか。ただ外れるだけなら、問題ではないと思いますが。外したくないなら両面テープを小さく使って軽く固定するぐらいしか策はありません。
底板が固定されていない理由
主に2つの理由があります。
1.もし自動施錠装置が壊れたときに修理しやすいため
このような自動施錠が壊れたら、ランドセルの内側の底からこの部品を外して新しい施錠に交換します。
その時に底板が固定されていたら、とても修理しにくくなりますね。一度底板の固定を外すひと手間が増えてしまいます。
固定しないことの意味はここにあります。
2.中を掃除しやすい。
これが2番目の理由です。底板を抜き出せば底板に溜まったゴミをそのまま捨てる事ができて、ランドセルの掃除が簡単にできます。
外れないタイプもあります。外れて困るのは、低学年の内はランドセルの中身をだすのにさかさまにして出してるからでしょう。
そういう出し方をさせず、丁寧に手で出すことを教えることも大事かなと考えなくもないですが、どうでしょうか。