ランドセルの大型化のメリットとデメリットについて
わが子は小柄なので、この傾向は良い事なのかどうか判断できません。どう考えたらよいのでしょうか。
2016年度入学に向けてランドセル商戦が始まっているようです。ランドセルの大型化はイオンのカルスポから始まったようです。
A4クリアファイル対応からA4フラットファイル対応への変化
しかし日本鞄工業協会はA4クリアファイル対応ランドセルで十分だとしていました。
天使のはねもA4クリアファイル対応にしたのもつい最近の事です(2014年度)
一体なぜこのように2016年度から大容量化がはっきりとしてきたのでしょうか。
大容量化の理由は
- お母さん方がA4フラットファイルが入らないと困ると強く思っているから
- 2011年春から脱ゆとり教育の結果、教育内容が増えた(以前に戻った)ため教科書がトータルすると厚くなった。
- 小学校英語が小5、小6から始まる(教科ではない)
ランドセルは大型化して重くなって困るのではないの?
大型化すれば当然重くなります。ただ調べてみると100~150g程度の増加ですから、普通は問題とはなりません。
1,500gのランドセルと聞いて「重すぎる」と感じるお母さん方が多いと思います。確かに100gでも軽い方が良いとは思います。
そのためにはA4クリアファイルタイプを購入することです。
入学する学校に問い合わせてA4フラットファイルは使わないと言われればA4クリアファイルタイプで良いでしょう。しかし一方で教科書が厚くなっています。
手提げ袋に入れるよりは背負った方が軽い
入らなかったら手提げ袋に入れたら良いというのも一理あります。ただ両手をふさぐことに成ると転倒や事故に巻き込まれた時に怪我をする可能性が高くなります。
大マチ部分の安全ナスカンにぶら下げた荷物が何かに巻き込まれた時に外れるわけですが、巻き込まれないようにランドセルの中に荷物を入れる方がもっと安全です。
1,500gのランドセルは実は
実は昔のランドセルはA4クリアファイルサイズ程も無いのに1,400~1500gもあったんです。
教科書も厚かったわけですから条件は今と変わりませんでした。ランドセルが重すぎて背負って行けなかったという話は聞いたことがありません。
そういうものだと子供も親も思っていたから何の問題にもならなかったという事実があります。
ランドセル+教科書(福読本)が実際に背負う重さなので、100gの違いは大した違いとは言えないのではないでしょうか。
背負って感じる体感重量の軽いランドセルを選ぶ
昔のランドセルに比べて、現在のランドセルは背負った時に感じる「体感重量」が軽く感じるようにできています。これはもう素晴らしいもので、今の子供たちは恵まれているなと思います。
機能的で美しいシンプルさが世界に人気が広がっている理由なんです。日本のランドセルは世界に誇れる文化だと思います。
ロッカーにはいるかどうかチェック
実は一番の問題はA4フラットファイルランドセルがロッカーに入るかどうか、これが重要だと思います。
こちらに詳しく書いているので参考にしてください。⇒参考)ロッカーにランドセルが入るかどうかのチェック法