高品質なランドセルほど重くて高価 | 軽いランドセルの品質はチェック
カラーを重視して問題が無ければメデタシなんですが、カラー第一に選ぶと後悔することがあります。
それは「「丈夫さ・軽さ・収納力」をもっと重視しとけば良かったというお母さん方が意外に多いようです。
この記事では、ランドセル選びの重要ポイント、重さと価格との関係をランドセルメーカー間で比較しました。
高品質なランドセルは重くて高価。メーカーで比較すればメーカーごとの特徴もわかります。
高品質なランドセルはなぜ重くて高価なのか?
- 信頼できるパーツは丈夫で重くて高価。
- 高品質の素材は丈夫で傷がつきにくく重くて高価。
- 天然皮革は重くて高価。
- 丈夫なランドセルは素材が厚いから重くて高価。
- 防水対策をすると重くて高価。
- 丈夫な金属は重くて高価。
- 刺繍入は重くなって高価
価格と重さの関係を見てみましょう。
青いマークが「フィットちゃん」赤いマークが「天使のはね」、黄色が「萬勇鞄」です。女の子のランドセルをグラフにしました。男の子の場合もほぼ同じになります。
それぞれのランドセルがおおよそどのあたりにあるのか、見づらいかも知れませんが大雑把にみて下さい。
素材別にみたランドセル価格の高い安い
人工皮革
人工皮革では、フィットちゃんのコストパフォーマンスが高いです。ララちゃんランドセルも、安価でカラーもデザインも可愛いランドセルです。
フィットちゃん(青いマーク)がグラフに点在する位置を見ると、「軽い」、「価格が幅広い」ことが読み取れます。(フィットちゃんのこの価格は一般の店頭のものです。)
フィットちゃんランドセルは、ショールームとネットでの購入に限って店頭価格よりも5,000円〜1万円ほど安くなるので、青いマークはもっと左に寄ります。
セイバンの天使のはねも2019年度は11月5日までネット購入のみ10%オフで割安に入手できますよ。
牛革
牛革やコードバンだけでなく、クラリーノのような人工皮革も丈夫なものほど重くなります。
牛革では、「モギカバン」が高品質なのに割安といえます。
高品質の素材で作ったランドセルは、普通は重くて価格も高くなります。大まかな言い方ですが、画像を見ると右肩上がりの楕円になっています。
重いと高価、そう読み取れますね。高品質なランドセルは重い。高品質だと高価。当たり前に思えますが、高品質なランドセルは重くて高価。
何が言いたいのといえば、
1,000g以下で1〜2万円の低価格で好きなカラーという条件でランドセルを選んでしまうと、丈夫さ、収納力に問題のある低品質のランドセルを選ぶかも知れなので注意してということです。
信頼の高品質のランドセルはある程度重くて高価。
参考記事)重さ別に見たランドセルの分類
個々のランドセルでは必ずしもそうなってないこともありますが、大まかにはどのブランドでもそうです。(鞄工房山本はまだ価格がわからないので外しています。)
非常にコストパフォーマンスが良いです。セイバン、フィットちゃんが総合人気ランキングの上位を占める理由が理解できます。
重さについてどう見るか?
萬勇鞄が比較的重いのは、素材が自然皮革が中心なので仕方ないです。グラフ上では萬勇鞄の人工皮革もわずかに重い。
1,200gあるいは1,250gあります。これは萬勇鞄のランドセルの容量がかなり大きいことが重いことに関係しています。丈夫さの裏返しでもあります。
フィットちゃんにはA4フラットファイル対応の中にも1,040gという軽量から1,230gのものまで幅があります。
萬勇鞄は大容量なので多少重くても多くの荷物を収納でき、両手をフリーにしやすいので安全上も有利になります。2016年の時点では、私なら迷わず萬勇鞄を選びます。
天使のはねには牛革やコードバンのランドセルがあります。天使のはねの天然皮革の重さは萬勇鞄より若干軽いですが天使のはねの自然皮革(HOMARE)の価格は萬勇鞄と比較すれば高額です。
各メーカーのランドセルの価格を素材別に比較しました
まず、ランドセルメーカー別、素材別にランドセルの価格lを比較しやすいように、表を作ったので載せてみます。参考にしてください。
人工皮革フィットちゃんの価格幅が一番広いことがわかりますね。安いラドセルもありますが、高価なランドセルもあります。
ララちゃんランドセルは比較的安価だとわかります。
牛革のランドセルはモギカバンが割安であることがよく分かりますね。
モギカバンの牛革の品質は、スムースという高品質の牛革を使っていて色も深みがあるので、ほんとうの意味のお買い得でしょう。
価格を比較する時は、モギカバンのように、素材の品質かどうかを比べてください。そこまで比較しないと価格が高い低いは単純には比べられません。
品質が悪いのに高いものを選ばないようにしてください。