ランドセルの容量(収納力)ランキング | マチ幅の広さが容量を決める
ランドセルの容量は次の3つのポケットの合計です。
- メインポケット(大マチ幅で容量が決まる)
- サブポケット(小マチ幅で容量が決まる)
- 前ポケット(ポケットのマチ幅で容量が決まる)
これから先、学習指導要領の改訂でさらに荷物が増えるかも知れません。A4フラットファイル対応というだけだと安心できないですね?
だったらどんなランドセルを買えば良いの?大容量ってどんなのがあるの?重すぎないの?そんな疑問が不安と一緒にに湧いてきますよね。
この記事では、大容量の背負いやすい有名ランドセルの情報を提供します。これを読めば膨大な情報を自分で調べる時間を節約できるので、参考にしてください。
容量(収納力) 結論
- これからも教科書のページ数が増える可能性がある。
- 今や大マチ幅120mmは標準的
- 大マチ幅だけが大きければ良いのではなく、あくまで背負いやすさとのバランスが重要。
- 小マチ幅が広いランドセルも増えている。
- 大容量に荷物を入れると重すぎる問題もあり、容量が大きければ良いわけではない。
- ランドセルへの荷物の入れ方で体感重量が変わる。
大容量(収納力)ランドセルランキング
小マチ幅を調整して大容量にする |
キッズアミ ペリカンポッケプラス
小マチが拡張できる「ペリカンポッケ」がすごい!荷物が多い日は7cmまで伸びて、タブレット用の専用ポケットもあるから整理しやすいよ。
総マチ幅20cm超で、教科書や水筒も余裕で入っちゃう。大容量なのに背負いやすさもバッチリね。
容量が大きいと、荷物の重さで負担が増すが、「ウインディソフト」背あてで軽減を実現。立ち上がり肩ベルト+エコボーン+ウィンディソフトで3重に負担を軽減する画期的なシステム。
メインポケット(大マチ): 横23.5cm × 奥行12cm × 高さ31cm = 約8,742cm3
キッズアミのペリカンポッケは、そんなコンセプトで生まれました。
従来のランドセルと比べて、製造工程が倍もあるし、高価な「デルリンファスナー」を使っているから故障の心配なし。負担は国際デザイン研究所と共同開発した「ウインディソフト」」で軽減。
シンプルだけれど、高機能です。手間暇がかかるペリカンポッケは生産数が限定されるので、早めの予約が必要です。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)120+小マチ幅80×高さ310mm +前ポケット
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小マチ幅を調整して大容量にする。 |
大マチ13.5cmでたっぷり入るよ。サブポケットも広めで、水筒や上履きがすっぽり。
肩ベルトが立ち上がってて背負いやすいから、重くても楽に感じる工夫が嬉しいね。お値段もお手頃で、コスパ抜群!
大マチ13.5cmでたっぷり入るよ。サブポケットも広めで、水筒や上履きがすっぽり。肩ベルトが立ち上がってて背負いやすいから、重くても楽に感じる工夫が嬉しいね。お値段もお手頃で、コスパ抜群!
メインポケット(大マチ): 横23.3cm × 奥行13.5cm × 高さ31cm = 約9,756cm3
合計容量: 約13,018cm3
*みらいポケットはサブポケットが拡がります。サブポケットに水筒、辞書など重いものを入れると背負って重く感じるので注意。
大マチ幅の広い大容量ランドセルは荷物の入れ方次第では重く感じてしまうので、ちょっとした工夫をしてください。 |
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ふわりぃランドセル プラチナセレクト
メインポケット内寸:横幅235×大マチ幅135×高さ305mm
しかもキューブ型だから外観は小さい。重さは約1,270g
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コレモ軽量ワイド 大マチが13.5cmと広々!ノートが4冊分余分に入るって公式で言ってるよ。前ポケットはラウンド型で開きやすくて、小物も出し入れラクラク。背中のフィット感も良くて、姿勢が崩れにくいんだ。
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ラビットワイド
13.5cmの大マチで大容量だけど約1,050gという大きさも軽さも実現した人気のシリーズ
■大容量モデル
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まとめ
ランドセルの幅には横幅とマチ幅の2種類があります。A4フラットファイルが入る条件は横幅が230MM以上。そして教科書が入る容量はマチ幅が決めます。
マチ幅は3種類。
- 大マチ幅(メインポケットのマチの幅)
- 小マチ幅(サブポケットのマチ幅)
- 前ポケットのマチ幅
*前ポケットのマチ幅もある程度必要です。物の出し入れがし辛くなるからです。
ランドセルの容量(収納力)は大マチ幅、小マチ幅で決まる
容量で重要なのは、大マチ幅と小マチ幅の2つ。
大マチの幅=奥行です。大マチ幅=奥行がランドセルの容量を決定する一番重要なポイント。次に小マチ幅になります。大マチ幅や小マチ幅が広いほど収納力(容量)が大きくなるわけです。
ランドセル選びは容量が大きなポイントとなります。容量の大きさがランドセル人気ランキングの決定要因の一つです。
参考記事)
工房系、専門系の多くのランドセルの容量(収納力)比較して点数化した記事があるので参考にしてください。
人気のランドセルを丈夫さ,軽さ,収納力で徹底比較2020の 3.容量(収納力)徹底比較
2016年度からランドセルの大容量化が始まりました
2019年度では当たり前のランドセルのA4フラットファイル対応化は2016年度から一段と速くなりました。
ランドセルの大容量化は速く進行してます。以前はA4版の教科書や用紙の入る小さなサイズでしたが、それから一回り大きなA4クリアファイル対応に変更したのが比較的最近の事です。
今では小さいA4クリアファイル対応ランドセルでさえ、2016年度ではずいぶん大きくなったと感じたものです。
セイバンの天使のはねの社長さんでさえ、A4クリアファイル対応ランドセルを見てこんなに大きなランドセルが必要だろうか?と疑問視されていました。
セイバンの天使のはねがA4クリアファイル対応にしたのは、ブランドメーカーの中でも一番遅かったんです。2015年度(2014年)になると、当たり前のように誰もがA4クリアファイル対応のランドセルを購入するようになりました。
翌2016年度には、A4フラットファイル対応ランドセルが大幅に増えました。A4クリアファイル対応の出遅れがあったからなのか、今回のセイバンのA4フラットファイル対応は早い時期に対応しました。
2019年度ではA4フラットファイル対応は当たり前で、2020年度の新学習指導要領の改訂では更に大容量のランドセルが必要とまで言われています。
それを見越して製造されたのが、イオンのみらいポケットであり、キッズアミのキッズアミ ドリームキューブ
です。
ランドセルの容量は安全面と関連があり、大容量のランドセルに全てを入れて、両手は空にしておく方が安全です。
大容量のA4フラット対応になってランドセルが少し重くなっても、背負うと軽く感じる「背負う機能」が進化しました。
2017年度の現在の学習指導要領でさえ、それまでよりも教科書のページ数は合計で1,000頁も増え、学習教材も容量を増しています。
ランドセルが一番効率的に物を運べるので、手提げ袋ではなくランドセルに入れるという考え方が大切です。収納力(容量)を重要視あうるのがランドセル選びの大きなポイントです。
まとめ:
- 2016年度はランドセルのA4フラットファイル対応化が進みました。
- 人気ランドセルのフィットちゃん、萬勇鞄、鞄工房山本、ララちゃんもA4フラットファイル対応となります。
- 同じA4フラットファイル対応でもメインポケットの容量は違うことを認識しておくと、良いランドセル選びに役立つでしょう。