ランドセルの容量(収納力)ランキング | マチ幅の広さが容量を決める
ランドセルの容量は次の3つのポケットの合計です。
- メインポケット(大マチ幅で容量が決まる)
- サブポケット(小マチ幅で容量が決まる)
- 前ポケット(ポケットのマチ幅で容量が決まる)
これから先、学習指導要領の改訂でさらに荷物が増えるかも知れません。A4フラットファイル対応というだけだと安心できないですね?
だったらどんなランドセルを買えば良いの?大容量ってどんなのがあるの?重すぎないの?そんな疑問が不安とないまぜに湧いてきますよ。
この記事を読むと、信頼できる大容量の背負いやすいランドセルの情報が手に入ります。膨大なランドセルの情報を自分で調べる必要がないので参考にしてください。
容量(収納力) 結論
- これからも教科書のページ数が増える可能性がある。
- 今や大マチ幅120mmは標準的な大マチ幅。
- 大マチ幅だけが大きければ良いのではなく、あくまで背負いやすさとのバランスが重要。
- 小マチ幅が広いランドセルも増えている。
- 大容量に荷物を入れると重すぎる問題もあり、容量が大きければ良いわけではない。
- ランドセルへの荷物の入れ方で体感重量が変わる。
大容量(収納力)ランドセルランキング
小マチ幅を調整して大容量にする |
キッズアミ ペリカンポッケ
2020年度の新学習指導要領で大容量のランドセルが必要になります。そうはいっても、大容量のままだと子供の体の負担が増すばかり。体ができていない体に負担をなるべくかけないようにする必要性があります。
昨年から限定販売されていた「キッズアミ」の「 ペリカン ポッケランドセル」が人気を呼んでいます。
容量が大きければ入れる荷物の重さで増す負担を「ウインディソフト」背あてで軽減を実現。立ち上がり肩ベルト+エコボーン+ウィンディソフトで3重に負担を軽減する画期的なシステム。
キッズアミのペリカンポッケは、そんなコンセプトで生まれました。製造工程が倍もあり高価な「デルリンファスナー」を使っているから故障の心配なし。負担は国際デザイン研究所と共同開発した「ウインディソフト」」で軽減。
正直、次の〇〇〇〇よりも高機能です。手間暇がかかるペリカンポッケは生産数が限定されるので、早めの予約が必要です。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)120+小マチ幅80×高さ310mm
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小マチ幅を調整して大容量にする。 |
イオン みらいポケット(かるすぽ)
2020年度に新学習指導要領が実施されます。今まで以上にランドセルに入れるものが増えるかもしれません。
新学習指導要領が実施されたとき、イオンは、メインポケットではなく2番めに容量のあるサブポケットの「小マチ」の幅を30mmから80mmまで拡げられるように対応。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)125+小マチ幅80×高さ310mm
売れ行きの良いみらいポケットですが、サブポケットにはなるべく軽い物をいれてください。サブポケットの位置に水筒や辞書のような重いものを入れるとずっしりと重く感じるし、ランドセルが後ろにずれて肩の痛みが生じるかもです。
*みらいポケットはサブポケットが拡がります。サブポケットに水筒、辞書など重いものを入れると背負って重く感じるので注意。 |
大マチ幅135mmと広い
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キッズアミ エレファントキューブ
画像はキッズアミ エレファントキューブのウインディソフト背あて。軽く背負える優れた機能。大マチ幅=奥行が135oもあるのに重さは約1,200g。
軽いランドセルは壊れやすいというのが定説をくつがえすキッズアミ。キッズアミの技術力は文部大臣賞を受賞するほど高く評価されています。キッズアミは軽くて丈夫で沢山入るランドセルとして評価されています。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)135×高さ310mm
ナース鞄工は知る人ぞ知る有名メーカー。、数多くのOEM製造(委託生産を受注)しており、誰もが知るランドセル、百貨店のランドセルを製造します。
大マチ幅を調整するドリームキューブ
また、キッズアミだけのオリジナルな構造(フレックス)で、ランドセルの荷物の容量に応じて、120o〜150oの範囲で大マチ(奥行)を調整できるランドセルも販売されています。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)120〜150×高さ310mm
ドリームキューブランドセルは、大マチが拡がることでメインポケットが大きくなりますが、いちいち大マチをファスナーの開けしめで調整するのは面倒くさがるかも知れませんね。
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ふわりぃランドセル プラチナセレクト
メインポケット内寸:横幅235×大マチ幅135×高さ305mm
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モギカバン
A4フラットファイル対応ランドセルを作るには、色々な部品の型を全て変更する必要があります。
モギカバンのA4フラットファイル対応サイズは2種類 |
大マチ幅は標準的
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萬勇鞄
人気が上昇している萬勇鞄のランドセルは、2016年度に全てをA4フラットファイル対応に切り替えました。
2017年度のランドセルの種類は男女それぞれ
内寸:横幅235(240)×奥行120×高さ320o
(*カッコ内の240、115はそれぞれキューブ型の横幅、奥行です。)
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大マチ幅は標準的
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セイバン 天使のはね
2017年度セイバンの天使のはねはA4フラットファイル対応に統一。ご覧のように平均的な内寸です。前ポケットは使いやすく容量は平均的。2018年(2019年度)の新作から大マチ幅が120mmと拡がりました。
内寸:横幅235×大マチ幅(奥行)115(120)×高さ310o
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大マチ幅は標準的 |
フィットちゃん
フィットちゃんも2016年度はA4フラットファイル対応ランドセルをかなり増やしました。2017年度は更に増えています。
男女それぞれ7種類と6種類。A4クリアファイル対応もそのまま残しているので、非常に選択の幅が広くなっていますよ。
内寸:横幅233×大マチ幅(奥行)120×高さ310o
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大マチ幅は標準的 |
鞄工房山本
8センチのマチ=奥行のあるポケットを入れると実質的には最も容量が大きい。
大人気の工房系ランドセルメーカー、鞄工房山本もA4フラットファイル対応ランドセルのみに変更。これまでのランドセルの種類はほぼ引継ぎ、一部廃止、名前変更などしています。
鞄工房山本のポケットには8センチ幅のマチが付いているので、かなり容量が大きく使いやすいポケットです。メインポケットと合わせると、総合的には1番の容量とも言えます。
マチが付いているポケットなのでその中や奥が確認できるのが結構大きなメリットです。マチが無くてポケットが深いと、その中に長い間忘れられた物が入ったままになっているものです。
内寸:横幅233×大マチ幅(奥行)120×高さ310o
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まとめ
ランドセルの幅には横幅とマチ幅の2種類があります。A4フラットファイルが入る条件は横幅が230MM以上。そして教科書が入る容量はマチ幅が決めます。
マチ幅は3種類。
- 大マチ幅(メインポケットのマチの幅)
- 小マチ幅(サブポケットのマチ幅)
- 前ポケットのマチ幅
*前ポケットのマチ幅もある程度必要です。物の出し入れがし辛くなるからです。
ランドセルの容量(収納力)は大マチ幅、小マチ幅で決まる
容量で重要なのは、大マチ幅と小マチ幅の2つ。
大マチの幅=奥行です。大マチ幅=奥行がランドセルの容量を決定する一番重要なポイント。次に小マチ幅になります。大マチ幅や小マチ幅が広いほど収納力(容量)が大きくなるわけです。
ランドセル選びは容量が大きなポイントとなります。容量の大きさがランドセル人気ランキングの決定要因の一つです。
参考記事)
工房系、専門系の多くのランドセルの容量(収納力)比較して点数化した記事があるので参考にしてください。
人気のランドセルを丈夫さ,軽さ,収納力で徹底比較2020の 3.容量(収納力)徹底比較
2016年度からランドセルの大容量化が始まりました
2019年度では当たり前のランドセルのA4フラットファイル対応化は2016年度から一段と速くなりました。
ランドセルの大容量化は速く進行してます。以前はA4版の教科書や用紙の入る小さなサイズでしたが、それから一回り大きなA4クリアファイル対応に変更したのが比較的最近の事です。
今では小さいA4クリアファイル対応ランドセルでさえ、2016年度ではずいぶん大きくなったと感じたものです。
セイバンの天使のはねの社長さんでさえ、A4クリアファイル対応ランドセルを見てこんなに大きなランドセルが必要だろうか?と疑問視されていました。
セイバンの天使のはねがA4クリアファイル対応にしたのは、ブランドメーカーの中でも一番遅かったんです。2015年度(2014年)になると、当たり前のように誰もがA4クリアファイル対応のランドセルを購入するようになりました。
翌2016年度には、A4フラットファイル対応ランドセルが大幅に増えました。A4クリアファイル対応の出遅れがあったからなのか、今回のセイバンのA4フラットファイル対応は早い時期に対応しました。
2019年度ではA4フラットファイル対応は当たり前で、2020年度の新学習指導要領の改訂では更に大容量のランドセルが必要とまで言われています。
それを見越して製造されたのが、イオンのみらいポケットであり、キッズアミのキッズアミ ドリームキューブです。
ランドセルの容量は安全面と関連があり、大容量のランドセルに全てを入れて、両手は空にしておく方が安全です。
大容量のA4フラット対応になってランドセルが少し重くなっても、背負うと軽く感じる「背負う機能」が進化しました。
2017年度の現在の学習指導要領でさえ、それまでよりも教科書のページ数は合計で1,000頁も増え、学習教材も容量を増しています。
ランドセルが一番効率的に物を運べるので、手提げ袋ではなくランドセルに入れるという考え方が大切です。収納力(容量)を重要視あうるのがランドセル選びの大きなポイントです。
まとめ:
- 2016年度はランドセルのA4フラットファイル対応化が進みました。
- 人気ランドセルのフィットちゃん、萬勇鞄、鞄工房山本、ララちゃんもA4フラットファイル対応となります。
- 同じA4フラットファイル対応でもメインポケットの容量は違うことを認識しておくと、良いランドセル選びに役立つでしょう。