ランドセルは軽さと容量とどちらが大事?
色々と考えて来られて、「重さ」と「容量」に行きついたと推察します。一般的に容量が大きいとそれだけ重くなる傾向があります。
整理して考えて見ましょう。
軽さが重要だと考える理由
子供が背負って歩く時に重いランドセルは辛いだろうと予想ができます。
確かに10キログラムもあるものを1年生が背負う事は、相当な負担になるでしょう。実際にはそんなに重くはありません。
では教科書など入れて3~4キログラムになったランドセルはどうでしょうか。
確かに軽いとは言えません。ですが、昔の子供たち(丁度今の親の世代より前)はもっと重いランドセルを背負っていました。
ゆとり教育以前の教科書も重いものでした。
素材は傷のつきやすいクラリーノでしたし、自然皮革は雨に濡れると重くなり、乾くと固くなった牛革。
ところが今はどうでしょう。クラリーノは傷がつきにくい素材になり、デザイン性も優れています。人気のランドセルにクラリーノ製も沢山あります。
自然皮革も有名なブランドでは防水性が高くしてあり、少々の雨では濡れたママでも良いくらいです。
このようにランドセルは進化しています。非常に使いやすい機能を備えるようになっています。
何よりも、「背負い安さ」は抜群に改善しています。背負ってみて軽く感じられるように、肩ベルトの工夫、背当てのホールド性、背カンの動き方、ランドセルと背中の間にすき間ができない。
そのような機能の改善で、ランドセルは重くなっても「背負って軽い」ランドセルが多くなっています。ランドセルで200g違うと言っても教科書を入れて3kgと3.2sがどれほど違うでしょう。
ランドセルの大型化
昔と比べてA4サイズの用紙や教科書が多くなっています。A4サイズの用紙を二つ折りにすれば別にA4フラットファイルは必要ないし、折らなくてもA4クリアファイルがはいれば十分でした。
ところがクリアファイルではなく、2つの穴を用紙に開けて、紙製のファイルに綴じる学校があります。これがA4フラットファイル(ブックファイル)ですが、全ての学校で使うわけでもありません。
しかし絶対に使わないとも言い切れないため、A4フラットファイルの入るランドセルが凄い勢いで勢力を拡大しています。
両手に何も持たない安全対策
安全面の事も重要です。子供たちが咄嗟の事故に巻き込まれないように、手には何も持たずに咄嗟の事態に対処しやすい配慮も重要です。手に何か持っていたら転んだ時に手で身を守れません。
手に重い荷物を持っていれば、長年の間に体のバランスを崩して側弯になる可能性もあります。
そのような事を防ぐには荷物をランドセルに仕舞えれば安全だし、体への負担も大きくはないでしょう。。
総合的に容量の大きなランドセルがおすすめです
容量が大きいと、重いです。A4フラットファイル対応のランドセルですから、牛革で1,400g程度あります。
A4クリアファイル対応よりも100~150g程度重くなっています。しかし背負い安いランドセルなら問題ではないと考えています。
おすすめはA4フラットファイル対応のランドセルで背負い心地の良いものです。このサイトで紹介しているランドセルはおすすめできるランドセルであることは間違いありません。