ランドセル選びで考えたい防犯との関係について
小学生をターゲットにした犯罪が少なくない現在、ランドセルを選ぶ時に注意する点は何でしょう。
ランドセルの安全機能の比較は既に書いたので、それ以外についての情報です。
ランドセルの色
目立つ色と目立たない色はどちらが防犯対策上良いでしょうか。普通に考えると目立たない色が良さそうですが、結論から言うと、どちらとも言えません。
なぜなら「目立つから犯罪者に目を付けられる」とも言えるし、「犯罪者は目立たないように行動するから目立つ色のランドセルをターゲットにしない」とも言えるからです。
人よりも少し変わった色は目印にはならないkら安心とは言い切れませんが、防犯上ランドセルの色に特に注意をして選ぶ必要はないと言えそうです。
高価なランドセル
金銭目的の誘拐であれば、高価なランドセルはターゲットになりやすいす。ただし誘拐などは事前に必ず調査して実行するものですから、ランドセルが高価そうだからお金持ちでもないことは事前にわかるので心配は不要でしょう。
安全ナスカン
安全ナスカンを御存知でしょうか。10数キロの外力が働けば外れたり、壊れる(ララちゃん)仕組みになっています。
犯罪者が子供を襲う時に安全ナスカンにぶら下がっている袋などを引っ張った時に外れるようになっていれば、助かる確率が高くなります。
自転車や車の巻き込み事故を防ぐだけでなく、犯罪者から守るためにも役立つ可能性があります。
もちろんそれよりも登下校に一人にならない事の方が大事ですが。
防犯ブザー
防犯ブザーは小学校に通う子供の必需品といえますね。でもどれを選んだらよいのかわからないものです。
選ぶポイントにはいくつかがあります。
- 音が大きい
- 使いやすい
- 丈夫で防水機能がある
- 電池切れしていない
@まず音が大きいという事です。100DB以上あれば、犯罪者がひるみますし、近くにいる大人にも聞こえる可能性が高くなります。
小さな音の防犯ブザーはあまり意味がないものになるので、音の大きさは必ずチェックして購入しましょう。そして音が出たあとは、犯人が簡単にはその音を止められない構造のものが理想的です。
Aまた使いやすいこと。使いにくいといざという時に小さな子供が使えません。子供にボタンを押させて簡単かどうかのチェックは必要です。
Bいざという時に、壊れていたり、壊れてしまうようでは何のために持っているのか分かりません。丈夫で防水機能のあるものが大事なポイントとなります。
また防犯ブザーをどこに取りつけるのかも重要です。咄嗟に手が伸ばせないと実際には使えません。現在のランドセルには肩ベルトの手が伸ばしやすい位置に取付用のフックがあるので便利です。
あと大事なのは電池切れしていないことです。時々電池を点検して交換をしておきます。実際に防犯ブザーを鳴らす練習もしっかりしておくことでいざという時に使えるのです。この練習は非常に重要なことです。
防犯用カラーボール
いざというときに投げて犯人に目印をつけるものです。
いざというときに使えるかどうかは疑問がありますが、当てれば後の捜査には役立つでしょう。
交通事故対策用黄色帽子
刃物を通さない帽子なので交通事故だけでなく、刃物からも子供を守ってくれる帽子になります。
転倒時の頭部打撲のダメージを予防してくれるので、頭にダメージを受けるような色々なアクシデントに対応できるのでメリットは大きいかも知れません。
被っていて良かったというようなことは6年間の間に1度位はあるでしょうし、1度であっても意味があります。