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ランドセルの重さと素材を選ぶ時のポイント

軽いランドセルが一番大事というように、数年前までは「軽さ」を最重要視していましたが現在では極端な「軽さ重視」は少なくなりました。

 

しかし、そうはいっても、親の気持ちとして小さな我が子に重いランドセルを背負わせたくない気持ちは当然のことです。

 

重さに関してどう考えてランドセル選びに臨んだら良いのでしょうか。

 

ランドセルは軽いほど良いの?

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今では信じられませんが、以前は600g台の極端に軽いランドセルがありました。しかし段々と売れなくなり現在の最軽量は、「ふわりぃ」の900?前後です。

 

お母さんたちが600?台という軽いランドセルを購入した理由は、子供に少しでも負担をかけたくないという親心からです。。

 

この軽すぎるランドセルが選ばれなくなった理由について考えてみます。

 

軽すぎるランドセルが選ばれない3つの理由

 

  1. 軽すぎるランドセルは素材が薄くて壊れやすい
  2. 金属に見えるパーツがプラスティックだったりする
  3. 構造体の一部が省略されて壊れやすい
  4. 軽くなくても子供が好きなランドセルを重視するので「軽さ」は2の次
  5. ランドセルそのものは重くても背中にフィットするランドセルは背負うと重く感じない

 

まず第一に軽すぎることのリスクが分かってきたからです。ランドセルの軽さを重視しない色々な口コミからその事が伺えます。

 

 

1キログラム以下のランドセルもありますが、専門ショップでは1〜1.5キロのものをすすめてきます。余りに軽いと強度が弱いので、6年間という長期間の使用には耐えないということでした。


 

荷重分散すれば重くない

重さに関しては根拠のある考え方が大事です。数字の上では多少重いようでも、体にフィットしたランドセルは、体全体で荷重分散をするようにできているので軽く感じると。ランドセルは背負って軽い機能を追求し、ほぼ完成形になっているんです。

 

ランドセル型のリュックは背負って軽い機能は無い 

 

荷物が増えてランドセルが重いといって「ランドセル型のリュック」を使うところもあります。確かに入れる荷物が重くない場合はこれでも良いでしょう。

 

しかし荷物が増えて重くなっているのに、背負って軽く感じる機能が殆ど無い「リュック」を背負って問題解決すると考えるのは間違っています。

 

リュックがランドセルよりも500g軽いとしても、数kgの荷物を入れた時どうなるか、おそらく肩ベルトが肩に食い込むように感じたり、後ろに引っ張られるようになります。

 

ランドセルの素材で重さはどれぐらい違うのでしょうか

クラリーノでいえば、現在1,100g〜1,200g前後が平均的な重さです。多少重くなるクラリーノは傷に強い丈夫なクラリーノです。

 

丈夫な素材ほど重い。素材の厚みも一定以上必要ですから、「牛革なのに軽いランドセル」には素材の厚みが薄いのではと疑問をもつべきなんです。

 

丈夫なクラリーノは牛革ほど重くはなくても、比較的重くなります。重くても「丈夫」ですし扱いやすい人工皮革のメリットは捨てがたい。丈夫なランドセルは重いからと嫌がるようでは、6年間使えないかも知れません。

 

下の表で言えば、丈夫なクラリーノはタフロックやレミニカです。特にタフロックは非常に丈夫で傷がつきにくい素材です。タフロックを使ったプレミアムゴールドが一番重いです。

 

そうはいっても、1,270gと1,160gと110gの差は、スマホの重さもない程度です。教科書を入れて背負う時、スマホ1つの重さの違いが問題になるでしょうか。

 

 

耐久性・耐傷性

 

 

特徴

 


クラリーノタフロック(クラレ)

レミニカよりも更に表面強度が強い

 

プレミアムゴールド1,270g

 

プレミアムゴールド

 

 

クラリーノレミニカ

表面が傷に強いウレタン層。丈夫で耐久性がある。

 

ロイヤルローズパール1,220g

 

ロイヤルローズパールカラー

 

クラリーノエフ2

しなやかな革のような風合い。つや消し

 

フットボーイ1,160g

 

フットボーイ

 


牛革ランドセル

自然皮革:ランドセル本体は多少重いが問題ではありません。

 

1,450g

 

フィットちゃんの牛革ランドセル

 


エアヌール(東レ)

クラリーノよりもワンランク上の耐久性(勿論防水性は高い)に富んだ素材

 

 

ハネッセル1,350g

 

ハネッセル

 

傷に強くて丈夫な素材は重い

 

昔の軽いクラリーノは傷がつきやすく、6年間で外見的にはボロボロになっていました。それと比較して今のクラリーノのランドセルがボロボロにならないのは、昔のクラリーノとは違うからです。

 

ボロボロは美しくないし、お客さんが離れていきますから、各メーカーは傷に強い素材を開発してきました。クラリーノはクラレが開発した素材。ベルバイオはカネボウが開発した素材。エアヌールは東レグループです。

 

クラリーノでいえばタフロックが最も耐傷性がたかく、比較的重い素材になります。

 

比較はなかなか難しいですが、ランクの違いはあってもほとんど同じ素材です。

 

開発したメーカーによって名前が違うと思って貰えば良いです。

 

ハネッセルは重いようでも背負えば軽い

 

中でも、ハネッセルのランドセルは、登山用リュックが持つ荷重分散機能をランドセルに生かしているので、かなり軽く感じます。

 

他のランドセルと比較する背負った時のハネッセルランドセルの軽さは際立っています。素材は重くても背負った時に軽いということです。

 

 

素材は東レグループが開発した「エアヌール」。クラリーノよりもワンランク上の素材で、相当の耐傷性があります。

 

重さは1,350gとなっていますが、背負うとそのまま駆け出せるほど軽く感じます。長時間の通学時間の子供にはぴったりです。

 

多少重く感じても背あてやベルトの構造で負担が軽減されていて体にフィット重くは感じないものです。

 

今は体も小さくて、何とか守りたい気持ちになるものですが、通学するうちに成長し体力も鍛えられます。余程の事情があれば別ですが、子供の事を心配する余り軽さを追い求めるのだけは一度見直すのもありでしょうね。

 

子供の成長と基礎体力

昔の子供は遊びの中で基礎体力を鍛えていた 

 

子供は成長していき、ランドセルが小さく見えるようになるのにそれほど時間はかかりません。

 

しかし、一方で子供たちの基礎体力の低下が指摘されています。昔はランドセルを使わずに肩掛けカバンが使われたりしていましたが、幼い子どもの脊柱の変形の危険性もあるものでした。

 

 

 

少数派だった昔のランドセルは1,700gもある牛革製でしたが、子供たちは6年間背負って通学しました。

 

現在の子供たちは昔の子供たちと比べて圧倒的に外で遊ぶことが少なく、体力も低下しています。特に体幹の力が弱いので、昔であれば平気で背負っていたランドセルが負担になっている面も見逃せません。

 

子供の時期の基礎体力は一生に影響するので、もっと幼い時期から基礎体力を養うような生活が必要といえます。

 

背負う機能の優れたランドセルは、多少重くても体幹の力を養ってくれるという面に着目したいものです。そういった意味でも体にフィットしたランドセルが必要なのであって、リュックではダメです。

 

まとめ

 

ランドセルそのものの重さを比べてもナンセンスということは言えます。ランドセルの重さは、教科書入れて背負ってみて感じるもの。

 

そのランドセルが背負いやすい工夫がしてあって、わが子にピッタリだったら「軽いランドセル」なんです。

 

ランドセルの軽さだけを追求する必要はなく、背負って軽い機能が充実している現在のランドセルなら、1200~1,400g程度のランドセルでも選んで問題はないでしょう。

 

参考記事)
ランドセルだけでなく教科書の重さも合わせて考えた | 軽さよりも大事なこととは?を読んで参考にしてみて下さい。

 

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